花ニラの保存方法｜冷凍・冷蔵・保存期間と保存食レシピ！ニラより食べやすい花ニラ

皆さんは、花ニラと聞いて、何を想像しますか。庭に咲いている星形の可愛らしい花でしょうか。中華料理に使われる小さなつぼみでしょうか。

実はどちらも「はなにら」と呼ばれています。今回ご紹介する食用の「はなにら」は、表記は「花ニラ」とされています。園芸品種の「はなにら」は、「ハナニラ」と表記されるのが一般的です。園芸品種の方は、毒があるので食べられません。

花ニラは、中華料理に使われることが多く、柔らかいつぼみが可愛らしい野菜です。でも、収穫後に日持ちしにくく、収穫は手作業ため、生産地以外のスーパーに並ぶことは少ない高級食材です。

普通のニラの独特の臭みが少なく、上品な甘みをもちます。料理に彩りを添えてくれる存在です。

でも、せっかく花ニラを購入しても、適切な保存方法がわからないと、すぐに傷んで食べられなくなります。

今回は、花ニラの冷蔵、冷凍の保存方法、保存期間とともに簡単に作れる保存食レシピもこの記事でご紹介していきます。

花ニラの保存の仕方

花ニラは、収穫後から傷みやすく、常温では2日程度ですぐにドロドロになって異臭が出てきます。

購入したら、すぐに野菜室か、冷凍保存できるようにしてください。

花ニラの保存温度

花ニラの最適な保存温度は0～5度です。

花ニラの保存方法まとめ

花ニラの保存期間と賞味期限まとめ

花ニラを常温保存する方法

常温保存する方法はありません。

花ニラを冷蔵保存する方法

花ニラを冷蔵保存する方法をご紹介します。

花ニラの冷蔵保存法

• Step1
  新聞紙で包む
  花ニラを新聞紙で包む。
• Step2
  保存袋に入れる
  花ニラを密閉できる保存袋に入れる。
• Step3
  保存する
  花ニラを野菜室に立てて保存する。

花ニラは密閉して保存することで、鮮度も保たれますが、独特に香りが冷蔵庫内に充満することを防ぐ効果もあります。

花ニラの冷蔵保存の際の保存期間

花ニラを冷蔵で保存できる期間は、2～3日です。

花ニラの冷蔵保存の際の栄養素は？

花ニラの冷蔵保存の際の栄養素は、2～3日の期間内で使用する場合は変化ありません。

長期保存した場合、花の成長に栄養が使われるため、糖分やビタミンが消費されます。

花ニラを冷凍保存する方法

花ニラを冷凍保存する方法をご紹介します。

花ニラの冷凍保存法

• Step1
  カットする
  花ニラを食べやすい大きさにカットする。
• Step2
  保存袋に入れる
  カットした花ニラを冷凍用保存袋に入れ、密閉する。
• Step3
  保存する
  花ニラをアルミトレイにのせ、冷凍庫で保存する。

花ニラの冷凍保存の際の保存期間

花ニラを冷凍で保存できる期間は、2～3週間です。

状態が良ければ、1ヶ月程度保存できますが、傷みやすいので早めに食べましょう。

花ニラの冷凍保存の際の栄養素は？

花ニラの冷凍保存の際の栄養素は、解凍しなければ、変化はありません。

解凍すると、水溶性のビタミンやアリシンが流れてしまいます。

花ニラを冷凍したあとの解凍方法

花ニラを冷凍したあとの解凍方法は、調理方法によって変わります。

お浸しにする場合は自然解凍、炒め物にする場合は解凍せずに使用できます。

花ニラを干す保存方法

花ニラを干す保存方法はありません。

花ニラのカット（切った）後の日持ちする保存方法は？

花ニラをカット（切った）してしまったら、冷凍用保存袋に入れて冷凍保存します。カットした花ニラは傷みやすいので、常温保存や野菜室ではすぐに傷んでしまいます。

花ニラの保存方法　使いかけ

花ニラをカット（切った）してしまったら、冷凍保存してください。

詳しくは、この記事の冷凍保存の方法を参考にしてください。

花ニラをカットしたときの保存期間

花ニラをカットしたときの保存期間は、冷凍保存した場合は2～3週間程度です。

花ニラの長持ちさせる保存方法

花ニラの長持ちさせる保存方法をご紹介します。

花ニラの夏と冬の保存の違い

花ニラは、湿気と乾燥に弱く、温度変化にも弱いデリケートな野菜です。夏は、気温が高い場合は野菜室に入れてもすぐに傷んでしまうので、冷凍保存に切り替えましょう。

冬は野菜室での保存ができますが、長く保存できないので、すぐに使う予定がなければ、冷凍保存がおすすめです。

花ニラの外の保存

花ニラは、乾燥や気温の変化に弱い上に、花が咲くと食べられません。外で保存すると花が咲くか、すぐ傷んでしまうかどちらかになります。

常温保存はしないようにしましょう。

花ニラの新聞紙がない

花ニラを包むときに新聞紙がないときには、キッチンペーパーで代用できます。

キッチンペーパーが湿ってきたら、交換してください。長持ちしやすくなりますよ。

花ニラの保存容器や保存袋

花ニラの保存には、保存袋を使用します。しっかり密閉できるものがおすすめです。

花ニラにも、少ないですが独特の香りがあるので、密閉することで、冷蔵庫内で香りが充満することを防ぐことができます。密閉することのメリットは他にもあり、花ニラの光合成や成長を抑えて鮮度を保ちます。

美味しさを保つためにも、保存にはしっかり密閉できる保存袋を使いましょう。

花ニラの洗い方（下処理）

花ニラの茹で方

花ニラの保存場所

花ニラは収穫後傷みやすいので、野菜室か冷凍室での保存が適しています。

どちらの保存方法も、花ニラを密閉して保存してください。

花ニラの見分け方と選び方

花ニラの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。

腐っている場合の見分け方

腐り具合は以下に当てはまると危険です。

新鮮な選び方

新鮮な選び方は、以下の通りです。

花ニラの旬

花ニラは、1年中収穫できますが、5月から10月が最も美味しくなる時期です。

花ニラについて

花ニラは、中華料理で使われる高級食材です。1年中収穫されますが、収穫後に日持ちしないことから、スーパーなどの店頭で見かけることは少ない野菜です。

普通のニラも花ニラのように花をつけますし、食用にもできますが、より花をつけやすいニラの品種もあります。

花ニラは、普通のニラがとう立ちして、花をつけたものなので、つぼみと茎の部分しか食べません。葉の部分は固くて食用になりません。

茎のシャキシャキした歯ごたえと、上品な甘味が特徴です。

花ニラの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

花ニラの保存食と常備菜の人気をご紹介します。

花ニラの保存食の種類

花ニラの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

カンタン酢de夏野菜の焼きマリネ♪
https://cookpad.com/recipe/4669951

冷蔵庫で2～3日保存できます。

花ニラの常備食人気レシピの作り方と保存期間

値段がつけられない贅沢！花ニラのおひたし
https://cookpad.com/recipe/636822

冷蔵庫で2～3日保存できます。

花ニラの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

花ニラのめんつゆ漬け
https://cookpad.com/recipe/3987260

冷蔵庫で1週間程度、保存できます。

花ニラの保存食冷凍レシピ

花ニラ（ニラの芽）と豚の中華炒め
https://cookpad.com/recipe/2327042

冷蔵庫で2～3日、冷凍庫で1週間程度保存できます。

花ニラの長期保存できる日持ちレシピ

花ニラは冷凍保存できるので、肉や野菜の炒め物なら、1週間程度冷凍保存できます。

冷凍保存の時は、密閉できる保存容器に入れて、アルミトレイにのせて瞬間冷凍しましょう。

花ニラのお弁当のおかず

花ニラ（韮菜花）の豚肉巻き
https://cookpad.com/recipe/1525415

冷蔵庫で2～3日保存できます。

花ニラの保存食筋トレ

花ニラは、普通のニラがとう立ちしたものです。花ニラに含まれる栄養素は、普通のニラと変わりませんが、全体的な含有量は少なくなっています。

含有量が少なくても、ビタミンC、ビタミンK、カリウム、葉酸など、体つくりに欠かせない栄養素をもっています。

花ニラの効能としては、以下の5つがあります。

・免疫力アップ

・スタミナをつける

・抗がん作用

・抗菌作用

・皮膚や粘液の健康維持

花ニラは長く加熱しない調理方法が多いので、栄養素が摂取しやすいところが魅力です。

普通のニラに含まれている栄養素は魅力だけど、ニラの独特な風味が苦手で食べられない人は、花ニラを試してみることをおすすめします。ニラよりも効率的に栄養が摂取できますよ。

離乳食の保存

花ニラは離乳食完了期から、与えることができます。

花ニラはニラの風味が抑えられていて、甘みもあり、離乳食に使いたいところですが、調理が少し大変です。

茎部分は固いのでよく茹でる必要がありますし、つぼみ部分は柔らかいですが、みじん切りしないと与えられません。

固いものがしっかり噛めるようになってから、与えてもいいかもしれません。

花ニラの保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。

花ニラは、スーパーの店頭に並ぶことは少ないですが、中華料理ではよく使われる華やかな高級食材です。特に、花ニラのお浸しは、贅沢な気分にさせてくれる定番料理です。

花ニラは通販でも購入できます。園芸品種も同じように販売されているので、間違えないようにしましょう。

花ニラは、普通のニラと同じように使うこともできるので、ニラが苦手な人もチャレンジしやすい野菜です。

葉酸やビタミン、ミネラルなどを効率よく摂取できる花ニラを、ぜひ試してみてくださいね。