わさびといえば、チューブ入りのわさびを思い浮かべる人が多いでしょう。
生のわさびは、生産地が限られているため、なかなかスーパーで見かけることがないかもしれません。
生のわさびは、やはりチューブ入りのわさびとは風味が違います。
でも、わさびは1回の食事で少量しか使わないので、生のわさびを見つけても、保存方法を知らなければ手が出しにくいですよね。
でも、生のわさびにも適切な保存方法があり、長期保存も可能です。
今回の記事は、わさびの保存方法、保存期間とともに簡単に作れる保存食レシピとともに、チューブ入りのわさびの保存方法についても紹介します。
Contents
わさびの保存の仕方
わさびは、暑さと乾燥に弱いです。常温保存すると、すぐに温度変化で傷んでしまいます。
野菜室か冷凍室で保存しましょう。
わさびの保存温度
わさびの保存温度は10~15度です。
わさびの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・ぬれた新聞紙に包む方法と、水につける方法の2種類
- 冷凍・・・丸ごと冷凍する方法とすりおろして冷凍する方法の2種類
- 干し・・・なし
わさびの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・1ヶ月程度
- 冷凍・・・1ヶ月程度
- 干し・・・なし
わさびを常温保存する方法
常温保存する方法はありません。
わさびを冷蔵保存する方法
わさびを冷蔵保存する方法を2種類紹介します。
わさびの冷蔵保存法 ぬれた新聞紙に包む方法
- Step1新聞紙に包む洗ったわさびをぬれた新聞紙に包む。
- Step2ラップで包む新聞紙に包まれたわさびをラップで密閉する。
- Step3保存する野菜室で立てて保存する。
わさびは皮にも辛み成分があるので、軽く洗う程度にしてください。
わさびの冷蔵保存法 水につける方法
- Step1グラスにつける洗ったわさびを水を入れたグラスに立てる。(半分に切ったペットボトルでもOK)
- Step2ポリ袋で包む密閉しに程度に、軽くポリ袋で包む。
- Step3保存する野菜室で立てて保存する。
グラスの水は、毎日交換してください。
わさびの冷蔵保存の際の保存期間
わさびを冷蔵で保存できる期間は、どちらも1ヶ月程度です。
わさびの冷蔵保存の際の栄養素は?
わさびを冷蔵保存する際の栄養素は、変化ありません。
わさび独特の辛み成分は、揮発しやすいので、早めに使い切りましょう。
わさびを冷凍保存する方法
わさびを冷凍保存する方法を、2種類紹介します。
わさびの冷凍保存法 丸ごと冷凍する方法
- Step1ラップで包むわさびをラップでしっかり包む。
- Step2冷凍用保存袋に入れるラップに包んだわさびを、冷凍用保存袋に入れて密閉する。
- Step3保存するアルミトレイにのせて、冷凍庫で保存する。
わさびの冷凍保存法 すりおろして冷凍する方法
- Step1すりおろすわさびをすりおろす。
- Step2冷凍用保存袋に入れるすりおろしたわさびを、冷凍用保存袋に入れて薄くのばす。
- Step3保存するアルミトレイにのせて、冷凍庫で保存する。
わさびは、解凍すると風味が落ちます。
使う分だけ取り出せるように、1回分ごとにラップで包んで冷凍したり、すりおろしたわさびを薄く広げてから、菜箸で格子状に後をつけて、1回分ずつ折りやすくするなどの工夫が必要です。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
わさびの冷凍保存の際の保存期間
わさびを冷凍で保存できる期間は、どちらも1ヶ月程度です。
冷凍保存すると風味が落ちやすくなります。なるべく早めにいただきましょう。
わさびの冷凍保存の際の栄養素は?
わさびの冷凍保存の際の栄養素は、ビタミンやミネラルなどが少し減少しますが、大きく変化はしません。
でも、わさびの特徴の辛み成分は揮発しやすく、解凍する過程で減ってしまいます。
わさびのツンとした風味が苦手な人は、冷凍保存した方が食べやすいかもしれません。
わさびを冷凍したあとの解凍方法
わさびを冷凍したあとの解凍方法は自然解凍です。
丸ごと冷凍したわさびをすりおろすときは、凍ったまま、すりおろしてください。
わさびの風味が残りやすいです。
わさびを干す保存方法
わさびを干す保存方法はありません。
わさびのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
わさびをカット(切った)してしまったら、キッチンペーパーで包み、ラップか保存袋に入れて野菜室で保存します。
わさびをラップで密閉して、冷凍用保存袋に密閉して、冷凍保存もできます。
わさびの保存方法 使いかけ
わさびをカット(切った)してしまったら、切った断面から乾燥していきますので、ぬれたキッチンペーパーで包んでから、ラップで密閉します。
その後、保存袋に入れて野菜室に保存できます。
わさびをカットしたときの保存期間
野菜室なら1~2週間程度、冷凍庫なら2~3週間保存できます。
一度使うと、わさびの風味が落ちやすくなるので、早めに使うことをおすすめします。
わさびの保存方法 チューブは?
ご家庭で使用するわさびといえば、チューブ入りのわさびが多いですよね。
未開封の場合の賞味期限と保存方法は、製品に書かれているとおりです。
でも、開封してしまったら、冷凍室に保存し、3ヶ月以内を目安に食べましょう。
すりおろしたわさびは、辛味成分も香りの成分も揮発しやすくなっているので、早めに使い切ることをおすすめします。
わさびの長持ちさせる保存方法
わさびは、暑さと乾燥に弱いです。乾燥対策をして、野菜室か冷凍庫で保存するのがおすすめです。
わさびの夏と冬の保存の違い
夏場は、野菜室の温度が15度以上になることがあります。冷蔵庫の温度をこまめに管理しましょう。
もし、気温が高すぎる場合は、冷凍保存しましょう。
わさびは、低温には強いので、冬場の保存は問題ありません。
わさびの丸ごと保存
わさびは、すりおろしたり、カットすることで、風味が落ちやすくなります。
基本的には丸ごとで保存します。すりおろして余った部分も、カットせず、冷蔵保存や冷凍保存の、わさびを丸ごと保存する方法をそのまま使って保存できます。
わさびのキッチンペーパーがない
わさびを包むときにキッチンペーパーがないときは、グラスか、カットしたペットボトルに水を入れて、わさびを水につけて保存する方法をおすすめします。
毎日水替えをする手間はかかりますが、風味は落ちにくいので、美味しさを保つことができます。
わさびの保存容器や保存袋
わさびの保存には、冷凍用保存袋を使用します。
わさびの辛み成分は揮発性です。密閉して、空気に触れないようにすることで長く保存できます。
わさびの洗い方(下処理)
- 表面を軽く流水で洗う
- 黒いところだけを削ぎ落す
わさびの保存場所
わさびは、数日以内に使いきれるなら、野菜室での保存が適しています。
風味が残りやすいのでおすすめです。
わさびの見分け方と選び方
わさびの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 黄色や黒色に変色している
- 見た目よりも軽い
- 香りや辛みが弱い
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 鮮やかな緑色をしている
- 表面の凹凸が詰まっている
- ずっしりと重い
- キレイな円柱状の形をしている
わさびの旬
わさびは多年草で、食べる部分である地下茎は、一年中収穫できます。
でも、葉わさびや花わさびは3~4月が旬です。春を感じられる食材として親しまれています。
わさびについて
わさびは、長野県や静岡県、山口県など、生産地がとても限られています。
水のきれいな場所でしか育たたず、食べれらるほどに生長するには2~3年かかる、とても手間のかかる野菜です。
チューブ入りのわさびに比べ、とても高価になることも仕方ありません。
しかし、おろしたてのわさびには、チューブ入りわさびよりも優れた効果をもっています。
- 殺菌効果
- 殺虫効果
- 血栓予防
- がん予防
わさびの健康効果を得るには、一度に食べれる量が少ないため、習慣的に摂取する必要があります。
わさびの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
わさびの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
わさびの保存食の種類
- 漬物
- 和え物
- 炒め物
わさびの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
作り置きも!揚げ茄子のわさびポン酢和え
https://cookpad.com/recipe/5781587
冷蔵室で2~3日保存できます。
わさびの常備食人気レシピの作り方と保存期間
自家製 穂紫蘇(紫蘇の実)入り山葵漬け
https://cookpad.com/recipe/5864776
冷蔵室で1週間程度保存できます。
わさびの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
自家製わさび漬け(辛い
https://cookpad.com/recipe/4276417
冷蔵室で1週間程度保存できます。
わさびの保存食冷凍レシピ
調理したわさびは、冷凍保存には適しません。
すりおろしたわさびは、辛み成分や香り成分が抜けやすくなります。
わさびは、食べる直前に料理に加えるのがおすすめです。
わさびの長期保存できる日持ちレシピ
手作り わさび味噌
https://cookpad.com/recipe/5745517
冷蔵室で2週間保存できます。
わさびをお弁当のおかず
ワサビチキン
https://cookpad.com/recipe/5763948
冷蔵庫で2~3日保存できます。
わさびの保存食筋トレ
わさびは、健康に期待されている効果が多く、注目されている野菜です。
血行改善や、抗菌作用、がん予防などの効果のほかにも、デトックス効果も期待されています。
体の中から健康になれるので、運動する人にはうれしい効果ですね。
わさびは、1日15g程度摂取すると効果的とされていますが、なかなか食べれないですよね。
少量ずつでも、習慣的にわさびを食べることで、わさびの効果を得られるようにしましょう。
わさびの保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。
生のわさびは、スーパーで見かけることは少ないですが、チューブ入りのわさびにはない効能がたくさんあります。
生のわさびに出会う機会があったら、今回の記事を参考に、生のわさびを試してみてください。
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