ケールは、栄養素が豊富で、野菜の王様と呼ばれています。
キャベツや、ブロッコリーの仲間で、寒さに強いため、日本でも一年中栽培されています。
日本では、青汁として有名ですが、海外では、スーパーフードのひとつとして、様々な料理に使われています。
ケールは、家庭菜園でも人気です。温度変化に強く、丈夫な野菜で、条件が合えば、一年中収穫できるところが魅力です。
スーパーでも見かけることが増えてきました。
ただ、独特のくせや苦味があり、苦手な人もいると思います。
でも、苦味の少ないケールや、苦味をおさえる下処理もあるので、最近は、とても食べやすくなってきました。
とても栄養豊富なケールを、美味しく、長く食べたいですよね。
今回は、ケールの保存方法や、保存期間、ケールの特徴を活かした保存食レシピを紹介します。
Contents
ケールの保存の仕方
ケールは、ほとんどが葉の部分を食べます。
ケールは乾燥に弱く、収穫後は傷みやすい野菜です。
葉を乾燥させないように保存することが、大切になってきます。
ケールの保存温度
ケールの最適な保存温度は10~15度です。
ケールの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・湿ったキッチンペーパーを巻き、ポリ袋に入れて野菜室に保存
- 冷凍・・・3種類あり、生の場合と、茹でる場合、ミキサーにかける
- 干し・・・オーブンで乾燥させて、保存容器に入れ、冷蔵保存
ケールの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・3~5日程度
- 冷凍・・・1ヶ月程度
- 干し・・・2.3日程度
ケールの常温保存する方法
ケールを常温保存する方法はありません。
ケールの冷蔵保存する方法
ケールは、キャベツやブロッコリーの仲間ですが、保存の仕方は、ほうれん草や、小松菜と似ています。
ケールは、乾燥に弱く、傷みやすい野菜なので、美味しく食べるなら、3日以内に食べきるのがベストです。
ケールの冷蔵保存法
- Step1包む湿らせたキッチンペーパーを、ケールに巻く
- Step2ビニール袋に入れるキッチンペーパーを巻いたケールを、ポリ袋に入れて軽く口を閉じる
- Step3保存野菜室で保存
ケールは、乾燥に弱く、傷みやすいので、野菜室では、育った状態である立てて保存することをおすすめします。
ケールの冷蔵保存の際の保存期間
ケールの冷蔵保存の際の保存期間は、3~5日程度です。
ケールは、傷みやすいので、冷蔵保存では、長くは保存できません。
サラダなどに使いきることをおすすめします。
ケールの冷蔵保存の際の栄養素は?
ケールの冷蔵保存の際の栄養素は、変化ありません。
でも、長く保存すれば、乾燥して、ビタミンやミネラルなどの栄養素が減ってしまいます。
ケールの冷凍保存する方法
ケールは、冷凍保存できます。
もし、サラダに使う予定がなければ、買ってすぐに、冷凍保存することをおすすめします。スープや炒め物に使いやすくなりますよ。
3種類あるので、それぞれ紹介します。
ケールの冷凍保存法
生の場合
- Step1葉をとるケールの葉を茎からとる
- Step2袋に入れるケールの葉を重ねて保存袋や容器に入れる
- Step3保存アルミトレーにのせて、冷凍庫で保存する
一番お手軽に、冷凍保存できる方法です。
スープや炒め物に、凍ったまま使えるので、便利ですよ。
茹でる場合
- Step1茹でるケールの葉を一枚ずつ茹でる、サッと湯通しする程度で1~2分でOK
- Step2水気をとるキッチンペーパーで、ケールの余分な水気をとる
- Step3保存水気をとったケールを、ジップロックや、保存容器に入れる
- Step4保存アルミトレーにのせて、冷凍庫で保存
ケールの独特のくせや苦味が苦手な人におすすめな方法です。
スープや炒め物など、料理に一層、使いやすくなります。
注意点としては、ケールは茹でると、水溶性のビタミンやミネラルなどの栄養素が、お湯に溶けて出てしまいます。
茹でる場合のコツは、サッと湯通し程度に、1~2分だけ、茹でることが大切です。
ミキサーにかける場合
- Step1葉をちぎる葉とちぎる
- Step2ミキサーにかけるケールの葉をミキサーにかけて、青汁をつくる
- Step3保存袋か容器に入れるミキサーにかけたケールを、ジップロックに入れる
- Step4保存冷凍室で保存
青汁やスムージーとして、使う予定があれば、ミキサーにかけて、冷凍保存することをおすすめします。
スープや離乳食にも使えます。
ケールの冷凍保存の際の保存期間
ケールの冷凍保存の際の保存期間は、1ヶ月程度です。
また、茹でることで、苦味をおさえることもできるので、スープや炒め物など、料理に使いやすくなるメリットもあります。
冷凍保存の3種類の方法すべてに当てはまることですが、美味しさと栄養を保つコツは、瞬間冷凍です。
アルミトレーや、冷蔵庫の瞬間冷凍の機能を使って、美味しく保存しましょう。
ケールを冷凍したあとの解凍方法
解凍せず、そのまま使うことができます。
でも、ご家庭のミキサーが、氷を粉砕できないタイプの場合は、ある程度、自然解凍してから、果物や野菜と混ぜてジュースにしてください。
ミキサーにかけた場合は、青汁として飲むなら、自然解凍しましょう。
茹でてから冷凍保存する場合は、凍ったままで使うことができます。調理済みを冷凍保存した場合は、レンジで解凍もできます。
ケールの冷凍保存の際の栄養素は?
ケールの冷凍保存の際の栄養素は、変わりありません。
むしろ、冷蔵保存するより、栄養素が保たれやすいです。
サラダに使う予定がなければ、買ってすぐに冷凍保存することを、おすすめします。
栄養素を丸ごと取るなら、調理済みを冷凍する方法がおすすめです。
ケールの乾燥(干し)保存する方法
ケールは、乾燥させて、保存するができます。
自然乾燥よりも、オーブンで一気に乾燥させた方が、栄養素が残りやすくなります。
ケールの乾燥(干し)保存法
- Step1葉をとるケールの茎から葉をとる(大きい場合はカットする)
- Step2オーブンで乾燥オーブンに重ならないように入れて、150度で10~15分で乾燥させる
- Step3保存保存容器に入れて、冷蔵保存
ケールの乾燥(干し)保存の際の保存期間
ケールを干した後の保存期間は、2~3日程度です。
水分が残っていると、傷みやすいので、乾燥材を入れおくことをおすすめします。
ケールを干した後の戻し方
戻さずに料理に使えますが、野菜チップスとして、塩やチーズなど振りかけて、そのまま食べるのもおすすめです。
ケールの乾燥(干し)保存の際の栄養素は?
ケールを乾燥させた際の栄養素は、変わりありません。えぐみや、苦みが増えることもないので、美味しくいただけますよ。
ケールのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ケールのカットした後は、すぐに傷んでしまいます。サラダにして、1~2日で食べきるのがおすすめです。
どうしても食べきれない時は、冷凍保存ができます。
ケールの保存方法 使いかけ
使いかけのケールの場合は、冷凍保存が最も長く保存できます。
カットしたケールは容器に入れて、早めに使い切りましょう。
でも、切ることで、栄養素が壊れてしまうので、傷みが早いです。早めに使い切ることがおすすめです。
ケールをカットしたときの保存期間
ケールをカットしたときの保存期間は、冷蔵保存で1~2日程度です。
冷凍保存をすると、1週間程度です。
ケールの長持ちさせる保存方法
ケールを長持ちさせる保存方法を紹介します。
ケールの夏と冬の保存の違い
ケールに最適な保存温度は10~15度前後です。
ケールは栽培されているときは、温度変化に強く、丈夫な野菜ですが、収穫後は、乾燥に弱く、傷みやすい野菜です。
夏と冬で保存方法に大きな違いはありませんが、乾燥しやすい季節は、冷蔵保存に注意してください。
野菜室の中で、ケールに巻いたキッチンペーパーが乾いていないか、確認しましょう。
ケールの丸ごと保存
ケールを丸ごと保存する場合は、冷蔵保存が最適です。ケールの品種によっては、茎まで美味しく食べられます。
ケールの外の保存
ケールは、乾燥に弱く、傷みやすい野菜です。外に保存することは、おすすめしません。
ケールを包むものがない
冷蔵保存で、ケールを包むときに、キッチンペーパーがない場合は、清潔にしたキッチンタオルが代用できます。
また、野菜室の容量にも寄りますが、ペットボトルも代用できます。少量の水を入れたペットボトルに、ケールを差し込みます。
ただ、水がこぼれる危険があるので、あまりおすすめはしません。
ケールの保存容器や保存袋
ケールを保存するときのコツは、保存袋に入れて保存することです。
容器でも保存できますが、保存袋の方が場所を取らない上に、空気を抜いて密閉できるので、傷みにくく、長期保存に向いています。
でも、ケールを乾燥させたときの保存容器は、大きめのタッパーに入れてください。
ケールを乾燥させると、とても割れやすくなります。大きめのタッパーに余裕をもって、いれてください。
ケールの洗い方(下処理)
ケールの茎から、葉をとり、流水で軽く洗います。
ケールの茹で方
- ケールを茹でる
- 茹でたケールの水気を切る
ケールの見分け方と選び方
ケールには、いくつかの品種があり、用途によって使い分けることができます。
ケールの初心者や苦みが苦手な人は、ベビーケールがおすすめです。
茎まで美味しく食べたいなら、少しかたい茎ですが、コラードケールが美味しいです。
他にも、ケールには品種があるので、お気に入りを探すのも楽しいですね。
ケールの栄養素は、その品種でもほぼ同じで、栄養豊富です。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は、以下に当てはまると危険なので、食べないでください。
- 葉が黄色や茶色に変色している
- 葉が乾燥している、もしくはべたつく
- 異臭がする
新鮮な選び方
- 葉の緑が鮮やか
- 表面に斑点がない
ケールの旬
ケールの旬は、11月~2月です。
ケールは、一年中栽培されていますが、冬には甘みが増し、食べやすくなります。
ケール初心者の人は、冬のケールから試してみると、いいかもしれないですね。
ケールの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
ケールの保存食と常備菜の人気のレシピを紹介します。
ケールの保存食の種類
- スープ
- おひたし
- 炒め物
ケールの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
ケールは、サラダや青汁などで食べることが多いですが、料理してから保存することもできます。
料理したケールなら、長期保存ができます。
ケールの常備食人気レシピの作り方と保存期間
ケールの常備菜のレシピを紹介します。
保存期間は、冷蔵庫で、2~3日、冷凍保存で1ヵ月程度です。
ケールのお浸しの作り方の保存食レシピと保存期間
保存期間は、冷蔵庫で、2~3日、冷凍保存で1ヵ月程度です。
ケールの保存食冷凍レシピ
保存期間は、冷蔵庫で2~3日、冷凍保存で1ヶ月程度です。
ケールの長期保存できる日持ちレシピ
ケールのスープと、炒め物はしっかりとした味付けをすれば、冷蔵庫で2~3日間保存できます。
ケールと一緒に使う野菜によっては、冷凍保存ができるので、1ヵ月程度保存できます。
ケールをお弁当のおかず
ケールをハンバーグに入れると、栄養たっぷりなおかずになります。下茹でしたケールなら、苦みも気になりません。
保存期間は、冷蔵庫で2~3日、冷凍保存で1ヶ月程度です。
ケールの離乳食保存
離乳食初期~中期
保存期間は、冷蔵保存で1~2日、冷凍保存で1週間程度です。
ケールは、栄養素の種類と量が豊富なので、施肥離乳食に使いたい食材です。
生後6か月から使えます。でも、独特のくせと苦みがあるので、調理方法には気をつけましょう。
ケールを下茹でして、甘い野菜や果物と一緒に料理すると食べやすくなります。
ケールに入れる野菜や果物で、おすすめなものを紹介します。
・かぼちゃ
・サツマイモ
・加熱した玉ねぎ
・リンゴ
・バナナ
ケールの保存方法をご紹介しました。
青汁のイメージが強いですが、青汁になるほど栄養価は高いので、ぜひ手に取ってお試しください。
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