ズイキ(ずいき)と聞くと、思い浮かべるのがズイキの酢の物の食品です。
あまりご家庭では見かけることがない食材ですが、我が家ではよく食卓に出ていました。
出産した後に食べると、回復が早いと昔からの知恵で母から言われて食べていたことがあります。
アクが強く日持ちもしないので下処理が必要ですが、ここでは簡単にできる方法をご紹介します。
・長期保存の方法
・ズイキのあく抜きの仕方
・干し方、乾燥の作り方
・食べ方
選び方もこの記事では、ご紹介しています。
ズイキ(ずいき)の種類は多く、伝統野菜となっており、加賀野菜、奈良や三重でも栽培されている野菜です。
芋がらとも呼ばれています。
今回は、ズイキ(ずいき)の冷蔵、冷凍の保存方法、保存期間とともに簡単に作れる保存食レシピもこの記事でご紹介していきます。
Contents
ズイキ(ずいき)の保存の仕方
ズイキ(ずいき)の保存の仕方は、日持ちしないので、すぐに下処理するか、新聞紙に包んで風通しの良い場所で保存します。
冷蔵室には入れないようにしてください。
ズイキ(ずいき)の保存温度
ズイキ(ずいき)の最適な保存温度は、
ズイキ(ずいき)の保存方法まとめ
- 常温・・・新聞紙で包む
- 冷蔵・・・×
- 冷凍・・・下茹でして冷凍
- 干し・・・
ズイキ(ずいき)の保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・2,3日
- 冷蔵・・・×
- 冷凍・・・1ヵ月
- 干し・・・2か月
ズイキ(ずいき)を常温保存する方法
ズイキ(ずいき)を常温保存する方法をご紹介します。常温保存とは、15℃~25℃のことを指します。それ以外は冷蔵保存が望ましいです。
ズイキ(ずいき)の常温保存法
- Step1新聞紙に包む新聞紙に包む
- Step2保存涼しい風通しの良い場所で保存
ズイキ(ずいき)は、日持ちしないので、茹でておくなど早めに下処理しましょう。
ズイキ(ずいき)の常温保存の際の保存期間
ズイキ(ずいき)を常温で保存できる期間は、2,3日です。
ズイキ(ずいき)の常温保存の際の栄養素は?
ズイキ(ずいき)を常温保存した際の栄養素は、変わりません。
食物繊維や鉄分、カルシウムが豊富で、根拠はありませんが、産後の女性に食べさせると回復が早いといわれています。
ズイキ(ずいき)を冷蔵保存する方法
ズイキ(ずいき)を冷蔵保存すると低温障害を起こすので、下処理した後酢漬けにしたら冷蔵保存です。
ズイキ(ずいき)を冷凍保存する方法
ズイキ(ずいき)を冷凍保存する方法をご紹介します。
ズイキ(ずいき)の冷凍保存法
- Step1下処理ズイキのアク抜きのため、水につける
- Step2茹でる酢を入れたお湯で2,3分茹でる
- Step3冷ます冷めたら、食べやすい大きさに切る
- Step4保存冷凍用保存袋に入れて保存
ズイキ(ずいき)の種類でも、赤ズイキはアクが強いので、下処理が必要です。
茹でる時間には注意し、茹ですぎには気を付けてください。
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
ズイキ(ずいき)の冷凍保存の際の保存期間
ズイキ(ずいき)を冷凍で保存できる期間は1ヵ月です。
ズイキ(ずいき)の冷凍保存の際の栄養素は?
ズイキ(ずいき)を冷凍保存した際の栄養素は、変わりません。
ズイキ(ずいき)には、ミネラルに豊富です。
特に赤ズイキにはアントシアニンが含まれ、疲れ目や視力をアップさせる効果が期待できます。
ズイキ(ずいき)を冷凍したあとの解凍方法
わけぎを冷凍したあとの解凍方法は、凍ったそのまま調理します。
ズイキ(ずいき)を干す(乾燥)保存方法
ズイキ(ずいき)を干す保存方法をご紹介します。
ズイキ(ずいき)の干す(乾燥)保存法
- Step1新聞紙に包む新聞紙に包み2,3日置いておくと、皮がむきやすくなる
- Step2皮をむく皮をむく、根元に包丁を入れて薄皮をむいていく
- Step3干す天日に干す、風通しの良い場所で2週間程度、根元を紐で吊り下げておくと良い
- Step4保存保存袋に入れて保存
ズイキの皮をむくときは、痒くなるときもありますので、水の中やゴム手袋をすると手が黒くなりにくいです。
干す時間帯は、10時~15時がよく、夜には室内に入れます。
干せる時期は、晴れが続く日を選び干してください。
ズイキ(ずいき)の干す(乾燥)保存の際の保存期間
ズイキ(ずいき)を干した後の保存期間は、2か月です。
ズイキ(ずいき)を干した(乾燥)後の戻し方
ズイキ(ずいき)を干した後の戻し方は、水にしっかりとつけて一晩かけて戻します。
その後、酢を加えたお湯で茹でて調理していきます。
ズイキ(ずいき)を干す保存の際の栄養素は?
ズイキ(ずいき)を干すと、マンガンが生のズイキより10倍もアップします。
マンガンは、正常な代謝をサポートし、神経の伝達にも大きく作用するので、神経機能を正常にする働きがあります。
マンガンは骨の形成にも期待でき、干すとカルシウム、鉄分、食物繊維もアップするので、効果も倍増です。
ズイキ(ずいき)のカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
ズイキ(ずいき)をカット(切った)してしまったときの保存方法をご紹介します。
ズイキ(ずいき)の保存方法 使いかけ
ズイキ(ずいき)をカット(切った)してしまったら、水につけておき酢を入れたお湯で茹でておくと、冷凍や次の日にも使えます。
その後、保存袋に入れておくとよいです。
ズイキ(ずいき)をカットしたときの保存期間
ズイキを下処理した後は、冷蔵室で2,3日です。
ズイキ(ずいき)の長持ちさせる保存方法
ズイキ(ずいき)を長持ちさせる保存方法をご紹介します。
ズイキ(ずいき)の洗い方(下処理)
- 皮をむく、手が黒くなるので水の中でむくとよい
- 食べやすい大きさに切る
- 酢を入れた水に30分~1時間ほど漬けておく
ズイキ(ずいき)の茹で方
- お湯に酢を入れる
- ズイキは皮をむき、食べやすい大きさに切っておく
- 1,2分ほど茹でる、固め茹で
下処理した後に、茹でるとアクが減るのでお勧めです。
ズイキは、早く火が通るので茹ですぎには注意してください。
ズイキ(ずいき)の新聞紙がない
ズイキを包むときに新聞紙がないときには、広告やチラシ、雑誌などはコーティングされているので通気性がない紙にないので、お勧めしません。
新聞紙がないときには、クラフトの紙袋であれば代用可能です。
ズイキを買ってきたときのビニール袋のままでも、1,2日ぐらいであれば、保存は可能です。
ズイキ(ずいき)の保存場所
ズイキ(ずいき)を保存する場所は、風通しのよい場所が良いです。
旬の時期が気温の高い時期になるので、冷蔵庫に入れがちですが、低温障害になるので避けてください。
ズイキ(ずいき)の見分け方と選び方
ズイキ(ずいき)の腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- カビが生えてる
- 汁が出ている
- 異臭がする、酸っぱいにおい
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- ハリがある
- 切り口がみずみずしい
- 変色していないもの
ズイキ(ずいき)の旬
ズイキ(ずいき)の旬は、6月~8月、9月ごろまでです。
夏の暑い時期に、ズイキの酢物は食べやすく、色鮮やかなので食卓も華やぎます。
ズイキ(ずいき)の保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
ズイキ(ずいき)の保存食と常備菜の人気をご紹介します。
ズイキ(ずいき)の保存食の種類
- 酢漬け
- 煮物
- きんぴら
- 酢味噌和え
ズイキ(ずいき)の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
ズイキ(ずいき)の保存食として、きんぴらをご紹介します。
保存期間は、2,3日です。
ズイキ(ずいき)の常備食人気レシピの作り方と保存期間
ズイキ(ずいき)の保存食として、煮物をご紹介します。
保存期間は、3,4日です。
他にも、酢によくあうズイキは酢味噌和えも相性が良いです。
ずいきの酢味噌和え
材料(4人分)
ずいき 4本
だし汁 2カップ
薄口醤油 大さじ2杯
塩 少々
砂糖 大さじ1杯
みりん 大さじ1杯
《酢味噌》
白味噌 大さじ4杯
砂糖 大さじ2杯
酢 大さじ2杯
練り辛子適量
①ずいきの皮をむき、4~5cmの長さに切って酢水にさらし、湯がく。
②鍋にだし汁、薄口醤油、砂糖、みりん、塩を入れて煮立て、ずいきを入れて煮る。その後は煮汁につけたままさます。
③練り辛子の中に砂糖、味噌、酢を入れ、混ぜ合わせて酢味噌を作り、ずいきの上からかける。(http://www.maruka-ishikawa.co.jp/kagayasai/zuiki.htm)
ズイキ(ずいき)の漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
ズイキといえば、酢漬けが有名ですよね。
保存期間は冷蔵室で一週間です。
ズイキ(ずいき)の保存食冷凍レシピ
ズイキは酢漬けを冷凍もできます。
ズイキ(ずいき)の長期保存できる日持ちレシピ
ズイキは、乾燥させておくと日持ちできるので干す方法もレシピになります。
ズイキ(ずいき)の保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。
あまりスーパーでは見かけませんが、農家の方であればごく普通の食材として扱っているようです。
実家が田舎だったので、ズイキは昔から食べられていました。
歳をとると、食べたくなる味です。
ぜひお試しください。
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