美味しくて育てやすい人気の夏野菜と言えば、ミニトマトですね!コスパも良くて、私も1苗買っては増やして育てています。コンパニオンプランツと言えば、野菜を美味しくしたりと、野菜といい関係を築ける頼もしい存在ですよね!
回はミニトマトの育て方とコンパニオンプランツの植え方をみていきましょう!
Contents
ミニトマトのおススメコンパニオンプランツ
バジル
コンパニオンプランツとしての代表格!ミニトマト×バジルの組み合わせで、トマトをより甘く成長させることができます。ハーブなので虫避けとしての期待もできますし、トマトの実は水分が多いと割れてしまいますが、それも軽減してくれます。
落花生
根粒菌の働きで、トマトにとって栄養たっぷりな土壌を作る効果があります!また葉が生い茂るので、泥の跳ね返りも少なくなり、病気の予防につながります。
ニラ
ニラの根に共生している拮抗菌が病原菌を抑える役割をしてくれます!切っても何度も再生してくれるので、ニラそのものも家庭菜園で便利な野菜の一つですね!
ミニトマトとコンパニオンプランツの栽培方法
ポイントをしっかり押さえて、ミニトマトを美味しく育てましょう(≧▽≦)
必要な物
- プランター:深型、広め
- 支柱
- 麻ひも
支柱を刺したり、落花生が地中にできるためプランターは少し深めのものがおススメです。またミニトマトからバジルは20cm程離して植えたいので、少し広めのプランターを用意しましょう!
植える時期と植え付けのポイント
ミニトマトの苗の植え付け時期は、4月後半~5月頃が適切な時期です。
落花生はミニトマトを植えると同時に種まきをします。
バジルはミニトマトを植え付けてから1週間経ってから、苗を植えます。
ミニトマトに支柱を立てる
ミニトマトの苗を植えたら、根を傷つけないように根元から少しはなして支柱を立てます。支柱が倒れないように底までしっかりと差し込みましょう!麻ひもを使って、苗の中ほどを支柱に固定します。
トマトが伸びたら、支柱で支える
麻ひもで括り付けた部分から、7cm~8cm程成長したらまた支柱に括り付けて置きましょう。最初はこまめに支柱で支えてあげる方が、ミニトマトがまっすぐ成長して管理しやすいです.。
ミニトマトのわき芽とり
ミニトマトが成長してくると、どんどんとわき芽という部分が伸びてきます。どれがわき芽か分からなくても大丈夫!支柱で支えている主枝と葉の間からにょきっと生えてくるものがわき芽です。
わき芽はミニトマトがまだ小さいうちから、次から次へと伸びてくるので水やりのついでにこまめにチェックしてあげましょう!感覚としては3日もすると新たなわき芽を発見します。
わき芽はなぜとるの?
わき芽からも沢山の花が付き、ミニトマトが沢山出来ます。収穫量が増えていいじゃないか!と思われますが、実を付けすぎると栄養が分散してしまい1つ1つの実に栄養が渡らず小さくなります。特にプランター栽培では養分が限られているので、わき目は全て取りましょう!
収穫量を増やしたい時は、わき芽を新たなプランターに植えると、そこから根が伸びて当たらなミニトマトとして育てる事ができるのでチャレンジしてみて下さい!
落花生の子房柄を地中に導く
落花生の花が咲くと、数日後に子房柄という部分が地中に向かって伸びていきます。これが、地中に入ると先端にさやが出来て落花生の実になります!子房柄が地中に入り込めないと落花生ができないので、プランターに上手く導けない時は、別のプランターを横に置いてあげると実が付きます!
追肥について
苗を植えてからは1週間~2週間に1回が目安
種まき後からは葉が数枚程度ついた頃から1週間~2週間に1回目安
落花生とともに植えている場合は、根粒菌のおかげで窒素成分が土中に十分にあるのでカリ・リン酸が多めの液体肥料や化成肥料を追肥します!
肥料過多と肥料切れ
肥料は多すぎれば育つ!というわけではなく、適度な量である必要があります。といっても、適度かどうかの判断は難しいので、こんな症状が現れていると明らかに肥料が多すぎ・少なすぎですよ!という簡単な見分け方をご紹介します!
- 葉やつるだけが伸びて、実がつかない→窒素が多すぎてつるボケしています。
- 元気がなくて、根が萎びてきている→肥料が多すぎて、肥料やけを起こしています。
- 葉が黄色っぽくなってきた→肥料が少なすぎている可能性があります。
肥料が多すぎる場合は、多めの水やりをして土中の肥料を一度洗い流して様子を見ましょう!野菜が小さいうちであれば、新しい土に植え替えてしまうのも一手です。肥料が少ない時は、即効性のある液体肥料などを追肥してあげましょう!
それぞれの収穫時期と収穫方法
ミニトマトの収穫
- 時期:7月初旬
- 完熟のタイミング:どこから見ても真っ赤に色づいている。ツヤツヤで触るだけで枝からとれる
ミニトマトが色付いたら、お楽しみの収穫です!完熟のミニトマトは簡単に手で収穫する事ができます。本当に取れやすいので、逆にうっかり落としてしまわないように注意です!
気を付けたい害虫
害虫によって実を食べられてしまう事は非常に多いです。ミニトマトの場合、ヘタの付近に穴が開いているのに気が付いた実は、すぐに取り除きましょう…!タバコガなどの害虫による被害が多く、これらはどんどん隣の実にも移動して被害が広まっていきます。
ニラの収穫
- 時期:春から秋
- タイミング:草丈が20cm程になった頃
ニラが十分に成長したら、土から3cm程を残してハサミで切って収穫しましょう!残してあげることで、またニラが成長し、長く収穫する事ができます!
花はつぼみのうちに取る
花が咲くとそちらに栄養が偏り、ニラが疲れてしまうのでつぼみのうちに取り除いてしまいましょう!
落花生の収穫
- 収穫期:9月~10月
- タイミング:葉が黄色くなってきており、下の方は枯れはじめる頃。少し掘ってみて、落花生のさやがぷっくりと膨らんでいたらベストシーズン!
落花生の収穫期では、ほぼミニトマトの収穫も終えている事が多いと思います。枯れたミニトマトとともに地中から落花生をごっそり収穫しましょう!
収穫したら乾燥させる
収穫後は1週間程、陽の当たる風通しの良いところで乾燥させます。この時に、害虫に食べられて落花生に穴があいていないかを確認し、見つけ次第取り除いて下さい。
効率よく野菜を育てましょう!
あまりスペースのないプランター菜園でも、上手な組み合わせによって何種類もの野菜を育てることができます!お料理のワンポイントとしても活躍するハーブなどはとても育てやすく、使いやすいのでぜひぜひチャレンジしてみて下さい!
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