プランター栽培のおすすめ夏野菜!コンパニオンプランツで効率アップ

プランター栽培でも積極的に取り組んでみたいコンパニオンプランツ!一緒に植えることによって、お互いにの成長に良い影響を与える存在です。

今回はプランター栽培で人気の夏野菜と相性の良いコンパニオンプランツをずらっと見てみましょう!

夏野菜と相性の良いコンパニオンプランツ

トマト×落花生は成長を促進する

落花生は横に広がって成長するため、天然のマルチのような存在になります。これによって、トマトが苦手な泥の跳ね返りなどから守る事ができ、病気の予防が期待できます!

さらに落花生の根には根粒菌が共生し、空気中の窒素と固定し土中に排出されてトマトを大きくする肥料となります!

トマトは5月上旬頃に苗を植え、同時に落花生の種をまきます。収穫期はトマトが7月頃~初秋となり、落花生は9月後半に収穫できます!

トマト×バジルは美味しくなる

コンパニオンプランツとして有名なのが、トマトとバジルではないでしょうか?水をあげないとトマトが甘くなるとよく言われますが、バジルは土中の水分をよく吸い上げてくれるのでトマトとの相性が抜群です!

またバジルにとっても、トマトの日陰に入る事でやわらかくて美味しい葉を多く収穫する事ができます!お料理の相性も抜群なトマトとバジルが同時に収穫できると、レシピの幅もぐんと広がっておススメです!

植える時はトマトを先に植える

トマト×バジルの注意点としては、バジルが生命力の強い植物であり、トマトは弱い植物です!なので、トマトが負けないように気を付けてあげましょう。トマトの苗を先に植えて、根がしっかりつく1週間後を目安にバジルを植え付けましょう!バジルは大量に繁るので、こまめに摘心して勢いを抑えます。

キュウリ×ラディッシュは害虫を寄せ付けない

グリーンカーテンとしても人気のキュウリですが、植え付け直後に葉を害虫に食べられてしまい全然育たなくて失敗した…という事が起こりがちです。この害虫を寄せ付けない効果を発揮してくれるのがラディッシュです。天然で忌避効果のある植物は、とっても便利です!

ラディッシュはキュウリの1カ月前に種まき

ラディッシュの役目は、小さい苗の状態のキュウリを守る事です。キュウリがある程度育ち、1番花を咲かせる頃には根を張る邪魔をしてしまうので、ラディッシュは収穫してしまいましょう!その為にも1カ月程早く種まきをしておきましょう。

ナス×ニラは病気の予防

ニラは根に拮抗菌を共生させており、これが病原菌を抑える役割をしてくれるコンパニオンプランツとして非常に優秀な野菜なんです!実はナスだけでななく、キュウリやトマトなど他の夏野菜とも相性が良いです。

ナスとの植え付けは近さがポイント

ニラの効果を最大限に生かすポイントは、根を絡ませるように近くに植える事です。ナスは根が深く横にも広がるので、その根に負けない為にもナスの植え付けと同時にニラをすぐ根元に植えましょう!

ナス×ショウガで病気の予防とお互いの生育促進

ショウガのもつ殺菌成分が土壌の消毒の役割をしてくれます!薬味としてもぴったりのナスとショウガは、プランターでもお互いに相性が良くて、お互いの成長を助け良く育ちます。

ピーマン×いんげん(つるなし)

いんげんの根にも根粒菌が共生しており、これがピーマンの好む栄養のある土壌を作ります。4月頃にピーマンの苗を植え付けるのと同時にいんげんの種まきを行うと、7月頃にはいんげんの収穫を終えて、ピーマンの収穫期の邪魔にもなりません。

実のなる野菜×マリーゴールドは受粉を助ける

夏野菜には受粉が必要な実を付ける野菜が多いです。自然ではハチが訪れてくれると受粉をお手つだいしてくれますが、プランターの場所によってはハチが来にくい事もしばしば。そんな時にマリーゴールドは強い香りを持ち、良く虫を寄せてくれることで優秀なコンパニオンプランツです。

野菜マルシェのなのか

実の付く野菜の側に植えておくとバッチリです!
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コンパニオンプランツ成功のコツは距離感と時期

お互いに相性の良いコンパニオンプランツも、育ち方や距離感次第で効果を発揮できるかどうかが随分と違ってきます。どんな風に影響するのか?というところをしっかりと把握すると、野菜にとっての良い環境づくりを作る事ができます!コンパニオンプランツ成功のポイントは3つあります。

植物同士の相性が良い

同じ土壌環境が好き同士

乾燥気味の土壌が好きな植物同士など、同じ環境を好む野菜同士だと成功しやすいです!野菜の管理もしやすくなります。逆にトマト×バジルなど、相手の好む土壌を作るペアもあります!

好きな養分が違う

土中の好む養分が違うペアも、コンパニオンプランツとして相性抜群です。

野菜同士の距離感

根の深さが譲り合える

野菜の根が浅いものと深いものを組み合わせると、土中でケンカせずにお互いのびのびと育つ事ができます。逆にネギ類の拮抗菌の力を借りる場合など、根をわざと絡ませる時もあります!

どれくらいまで大きくなるかを考える

成長しても、お互いが邪魔をしないかというところもペアを考える上で大事な部分です。成長のスピードも違うので、日光の当たり具合も気になる点です。

植えるタイミング

ペアの力関係は重要

どちらが生命力の強い植物なのか?というのはペアを植える順番にとても大切です。トマト×バジルのような場合だと、バジルの生命力が強いので先に植えてしまうと、小さなトマトは大きく成長する事ができません。このように、お互いの力関係を知って植える順番を守りましょう!

先に植える事で小さな苗の成長を守る

小さな苗の成長を助けるペアの場合は、植えつける時期にも注意が必要です!苗が成長すると、邪魔をしてしまう場合は、成長する前段階で収穫ができるように調整します。

野菜の事をよく知りましょう!

野菜の個性は千差万別で、とても面白いです。食べるだけでは知らなかった事を知ることができるのも、家庭菜園ならではの魅力であると私は感じています!

野菜マルシェのなのか

ぜひ野菜を植える時は、その野菜の事を色々調べてみて下さい

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