温かい日が増えてきて、園芸にはぴったりのシーズン到来ですね!家庭菜園を始めてみたいけど、何の野菜を育てようか…って結構悩みますよね。
特にプランター栽培は育てられるスペースに余裕がないぶん、より厳選しないとですね!
プランターごとに1種類でも勿論いいのですが、ちょっとおすすめしたいのが寄せ植えです。組み合わせのいい野菜のグループを少し大きめのプランターで一緒に育てるんですね!
一緒に育てる相性の良い植物をコンパニオンプランツと言います!見た目も華やかになって、グリーンとしてもオシャレなので、これからプランター栽培しようかなと考え中の方はぜひ参考にしてみて下さい!
Contents
3月頃に植え始める野菜とおすすめコンパニオンプランツ
茎ブロッコリー×サニーレタス
茎ブロッコリーってご存知でしょうか?
スティックセニョールなんてオシャレな名前で呼ばれていることもありますが、普通のブロッコリーよりも小さくて細長いブロッコリーが沢山できる種類です。
コンパニオン効果は防虫効果
茎ブロッコリーは虫が付きやすいというデメリットがあるのですが、サニーレタスを虫が嫌う性質があるので一緒に植えてあげると、茎ブロッコリーにも虫が付きにくくなる効果が期待できるんです!
上手な植えつけ方
- ブロッコリーは30cm程間隔をあけて植えます
- サニーレタスはブロッコリーから少し離れたスペースに種をばら蒔きします。
おススメレシピ
サニーレタスだけではちょっと寂しいサラダに、ちょこっと摘んだ茎ブロッコリーをプラス。
するとボリューム感もばっちり、栄養バランスもぐっと良くなった立派な一品になるんです(≧▽≦) お肉やお魚に添えると簡単料理がオシャレ料理に早変わり!
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いちご×ボリジ×カモミール
いちごは越冬させるので初心者には難しい?そんなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
いちごは品種の特徴と植え方のコツを押さえておけば、誰でもプランターで甘いイチゴを育てる事ができるんです!
春植えのイチゴは四季なりイチゴと言って、収穫期が6月頃から秋ごろまでです。越冬した一季なりイチゴの苗が売られていれば、4~5月頃に収穫を楽しむ事も出来ます!
コンパニオン効果
- いちごの受粉
- 防虫効果
- イチゴの甘みが良くなる
ボリジの花はミツバチを寄せ付ける効果が高く、近くに咲いているイチゴの受粉をお手伝いしてくれます。
またイチゴと一緒に植えてあげると風味や甘みが良くなると言われています。
カモミールはテントウ虫を寄せ付ける代わりに、そのエサであるアブラムシなどを駆除できるので天然の虫避け効果が期待できます!
上手な植えつけ方
イチゴをプランターに植える時に気にしてほしい部分は、イチゴの苗を深く植えすぎないこと。
そして、苗の根元から細い茎がにょきっと生えているのが分かると思うのですが、これはランナーと言って、イチゴが子株を増やす部分です。
このランナーをプランターの内側に向けて植え付けましょう。これでイチゴの実がプランターの外側になります。
ボリジ草丈が高いのでイチゴより内側に植えてあげるとバランスが良いです。カモミールはその周りに。色とりどりで見た目もとても綺麗です(≧▽≦)
おススメレシピ
ボジリの花を砂糖漬けにしてイチゴと一緒にスイーツにしてみたり、ハーブティーにしてみたり…見た目がとっても可愛いので、何にしても映えます。
カモミールもボジリも、ハーブとしての効果も良く特に風邪の時などにおススメなんです。
じゃがいも×ネギ・ニラ(ネギ類)
3月といえばじゃがいもの植え付けシーズン!じゃがいもにも相性の良いコンパニオンプランツが色々とあります。
まずはネギやニラなどのネギ類です。ネギは根っこが短かく、葉が茂る事もないのでじゃがいものすぐそばに植えることができます!
コンパニオン効果は防虫・防病効果
ネギの持つ独特な香りは、虫が嫌う香りで色んな害虫を寄せ付けない防虫効果が期待できます。
さらに、ネギと共生する菌の働きで病気にもなりにくいといった効果もある優秀なコンパニオンプランツです。
おススメレシピ
ジャガイモとニラだと…やはりチジミでしょうか。
子供たちも喜んでバクバク食べてくれるので、いつも大量にできるニラの消化レシピです。お野菜嫌いな子でも意外と食べてくれるのでおススメです。
ジャガイモ×枝豆・インゲン(豆類)
じゃがいもと枝豆やインゲン豆の相性も抜群です!コンパニオンプランツが食卓のメインになる野菜で可能だと、なんとなくお得な感じがします。
コンパニオン効果
- じゃがいもの成長促進
- 肥料の節約
豆類は根の部分に根粒菌という菌が寄生しています。
簡単に説明するとこの根粒菌が土壌を栄養豊にしてくれるんです。
専門用語でいうと窒素固定と言います。これによりじゃがいもの育成を促進して、肥料も少なくてすむお得なコンパニオンプランツです。
上手な植え付け方
プランターで育てる場合は、インゲンだとつるなしのタイプがおススメです。枝豆を種から植える場合は60~70日程で収穫できる極早生のものを選びましょう!
じゃがいもをプランターで育てる時は、土を半分~3分の1程減らしておきます。
そこに種イモを植えて、茎が伸びてきたら上から土を被せていくのがポイントです。
コンパニオンプランツの種は一度土をしっかりと足した頃に、ジャガイモから少しだけ離したところに植えてあげて下さい。
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3月は春の野菜と夏野菜の準備シーズン
3月は菜園活動が活発になるスタート時期です。
これから夏野菜も入ってきて、菜園は色とりどりに賑やかになり始めてウキウキします。
茎ブロッコリーやイチゴはそれほど大きい場所も必要ないので、初めてやってみたいという方にとってもおススメします。
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