スーパーで見かけるようになったモロヘイヤ。そのままにしておくと日持ちせず、保存方法は知っておきたいところ。
今回は、モロヘイヤの冷蔵、冷凍の保存方法、保存期間とともに簡単に作れる保存食レシピもご紹介していきます。
干して保存しておく方法は、簡単にできます。
家庭菜園でも簡単に栽培できるくらい生命力も強く栄養価も高い夏野菜の王様のモロヘイヤを長持ちさせて、暑い夏を乗り切っていきましょう。
Contents
モロヘイヤの保存の仕方
モロヘイヤは、葉を乾燥させないようにするのがコツ。
乾燥すると、葉が黒くなってきます。
冷水にひたしてから保存すると長持ちします。
モロヘイヤは、シマツナソとの別名もある野菜です。
モロヘイヤの保存温度
モロヘイヤの最適な保存温度は、0℃~5℃です。
モロヘイヤの保存方法まとめ
- 常温・・・不向き
- 冷蔵・・・キッチンペーパーで包むか容器で保存
- 冷凍・・・茹でて冷凍
- 干し(乾燥)・・・干してから粉末
モロヘイヤの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・×
- 冷蔵・・・1~2日
- 冷凍・・・1ヵ月
- 干し(乾燥)・・・1ヵ月~3か月
モロヘイヤを常温保存する方法
モロヘイヤを常温保存する方法をご紹介します。常温保存とは15℃~25℃のことを指し、それ以外は冷蔵保存が望ましいです。
モロヘイヤは、買ってきたらすぐに冷蔵するほうが長持ちしますし、常温保存だとしなしなになってしまいますので、お勧めしません。
モロヘイヤを冷蔵保存する方法
モロヘイヤを冷蔵保存する方法をご紹介します。
モロヘイヤの冷蔵保存法
- Step1キッチンペーパーで包むモロヘイヤをキッチンペーパーで包む
- Step2ビニール袋に入れるビニール袋に入れる
- Step5保存立てて冷蔵室で保存
モロヘイヤの冷蔵保存の際の保存期間
モロヘイヤを冷蔵で保存できる期間は2日間です。
意外にも日持ちせず、鮮度が落ちると茎が固くなるので長持ちさせたいなら冷凍がお勧めです。
モロヘイヤの冷蔵保存の際の栄養素は?
モロヘイヤを冷蔵保存した際の栄養素は変わりません。
モロヘイヤを冷凍保存する方法
モロヘイヤを冷凍保存する方法をご紹介します。
モロヘイヤの冷凍保存法 茹でる
- Step1洗うモロヘイヤを洗い、葉と茎に分ける、
茎は茎の穂先側の半分くらいは残す
- Step2茹でるモロヘイヤの葉と茎を時間差で固めに茹でる、
水にさらす
- Step3刻む葉を細かく刻む
- Step4小分けにするラップに小分けにする
- Step5保存保存袋に入れて冷凍室で保存
冷凍するときのポイントして、平たく薄く保存袋に入れたりアルミトレイに乗せると早く冷えます。
モロヘイヤの実には絶対に食べてはいけない毒性の種があります。
特に家庭菜園で栽培した場合は、実の中の種を取り除いていないため十分に気を付けてください。
モロヘイヤの種には、毒性のステロイド類やストロファンチジンという成分があり、めまいや嘔吐の症状が出ます。
そして、最近の研究結果では実の中の種以外の茎にも毒性の可能性が出ています。
市販のモロヘイヤは管理されているため安全とされていますが、家庭菜園での茎は可能性がゼロではないため茎を取り除いて調理しましょう。
市販でも気になるようであれば茎を取り除いて調理しましょう。
モロヘイヤの保存方法 茹でずに冷凍保存
モロヘイヤを保存する方法で茹でずに生のまま冷凍保存する茹でない方法は、えぐみが出ますし、粘りも出ないためお勧めしません。
モロヘイヤの冷凍保存の際の保存期間
モロヘイヤを冷凍で保存できる期間は1ヵ月です。
モロヘイヤの冷凍保存の際の栄養素は?
モロヘイヤを冷凍保存した際の栄養素は変わりません。
茹でるときに、ビタミンB1が減りますがサッと茹でることで抑えることができます。
モロヘイヤを冷凍したあとの解凍方法
モロヘイヤを冷凍したあとの解凍方法は、自然解凍します。
冷凍したモロヘイヤ
解凍したモロヘイヤ
モロヘイヤを乾燥(干す)保存方法
モロヘイヤを干す保存方法をご紹介します。
モロヘイヤの乾燥(干す)保存法
- Step1洗うモロヘイヤを洗う
- Step2葉をちぎる葉と茎をバラバラにする
- Step3干すモロヘイヤの葉を野菜カゴやザルで2~3日干して乾燥させる、完全に乾燥できないときには電子レンジで乾燥、時間は30秒ぐらいを様子を見ながら行う
- Step4粉々にする乾燥させたモロヘイヤをビニール袋に入れて粉々にする
- Step5保存保存袋に入れて常温で保存
モロヘイヤを天日干しで完全に乾燥させることで保存も可能になります。
そして、干す時間帯は、10時~15時がよく、夜には室内に入れましょう。
干せる時期は、モロヘイヤを完全に乾燥させるには真夏がよいです。
他の時期だと中途半端になってしまいますし、モロヘイヤの旬は夏なので一番扱いやすい時期です。
雨が続いたりする梅雨の時期は湿気が多くなるのでカビやすく時期的には難しいですのでやめましょう。
実際にモロヘイヤを天日干しして乾燥させたら、お茶のような香りがしました。
粉末にさせたモロヘイヤはパンや麺などに練り込んだりができます。ふりかけにしても大丈夫です。
また、干したモロヘイヤを茹でてみましたが、粘りはありました。
お茶のような香りがするので、生を湯がしたものとは違うものになります。
モロヘイヤの干す保存の際の保存期間
モロヘイヤを乾燥させると保存期間は、1ヵ月~3か月ほど持ちます。
粉々にしているので、常温保存も可能ですし、長持ちします。
モロヘイヤを干した後の戻し方
モロヘイヤを干して乾燥させたら戻し方は、水につけると戻ります。
スープに入れるとマズイという意見がありますので、普通に茹でると良いです。
茹でても粘りはありました。
モロヘイヤを干す保存の際の栄養素は?
モロヘイヤを干すと栄養素に変化が見られます。
野菜の中でもダントツに食物繊維があるモロヘイヤですが、食物繊維が一層増えますし、
ビタミンAは生のモロヘイヤに比べると、減少していきます。
モロヘイヤの切った(刻んだ)後の日持ちする保存方法は?
モロヘイヤを切った(刻んだ)してしまったら、保存容器(保存袋)に入れて保存します。
刻んだモロヘイヤ
刻んだんモロヘイヤは保存容器に入れて保存します。
刻んだモロヘイヤの保存期間
刻んだモロヘイヤの保存期間は、1,2日です。
早めに食べきりましょう。
モロヘイヤの茹でた後の保存方法
ではモロヘイヤの茹で方と洗い方をご紹介します。
モロヘイヤにはシュウ酸が多く含まれているので、注意が必要です。
まず初めに洗い方から説明しますね。
モロヘイヤの洗い方(下処理)
- ボウルに水を張る
- 水の中でふり洗いをする
モロヘイヤの茹で方
- お湯を沸かし塩(お湯の2%)入れる
- 先に茎を40秒ほど茹でる
- 葉は40秒後に20秒ほど茹でる
- 葉をお湯に入れると浮いてくるので箸で沈める
- ザルにあげたら火の入りすぎを防ぐために冷水に浸す
刻んでから茹でると、粘り成分が出てしまうので、茹でてから刻みます。
モロヘイヤの長持ちさせる保存方法
モロヘイヤを長持ちさせる保存方法をご紹介します。
モロヘイヤの夏と冬の保存の違い
モロヘイヤは夏が旬で一番出回る時期です。
モロヘイヤの保存容器や保存袋
モロヘイヤの保存には、蓋つきの容器や冷凍用保存袋を使用します。
ジップロックなど冷凍には冷凍方がお勧めですよ。
モロヘイヤの見分け方と選び方
モロヘイヤの腐っている見分け方と新鮮な選び方を説明します。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
- 汁が出ている
- カビが生えている
- 黒く茶色くなっている
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 葉の大きさが5㎝~6㎝ぐらい
- 緑色が濃い
- 柔らかいもの
モロヘイヤの旬
6月~9月がモロヘイヤの旬になります。
モロヘイヤの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
モロヘイヤの保存食と常備菜の人気をご紹介します。
モロヘイヤの保存食の種類
- おひたし
- スープ、味噌汁
- 天ぷら
モロヘイヤの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
【材料】
- モロヘイヤを葉と茎に分ける
- お湯を沸かし塩(お湯の2%)を入れる
- 葉を入れる
- 茹で上がったらザルにあげて冷水にとる
- 水気を絞る
- めんつゆに浸す
モロヘイヤの常備食人気レシピの作り方と保存期間
モロヘイヤの常備菜としてスープや味噌汁をご紹介します。
保存期間は2,3日です。
モロヘイヤの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
モロヘイヤは漬けダレにしておくと、冷やっこやお肉を焼くときなどに使えます。
【材料】
- モロヘイヤ 1袋
- 梅干し 1個(大)
- キュウリ 1/2本
- 鰹節 1袋(小)
- 醤油 小さじ1
【作り方】
- きゅうりを小さな角切り(8ミリ)に切る
- 梅はペースト状にする
- モロヘイヤを茹でて包丁でたたき刻む
- ボウルに梅、きゅうり、モロヘイヤ、鰹節、醤油を入れて混ぜる
(https://oceans-nadia.com/user/28/recipe/155428)
保存期間は2,3日です。
そうめんのつゆや冷やっこにのせても美味しいです。
モロヘイヤの保存食冷凍レシピ
モロヘイヤは刻んでおけば冷凍できるので、そのまま冷凍しておきましょう。
モロヘイヤの長期保存できる日持ちレシピ
モロヘイヤを長期保存するなら、冷凍することがお勧め。
味付けしてあれば、保存期間は2週間になります。
モロヘイヤをお弁当のおかず
モロヘイヤをお弁当に入れようとすると、卵焼きがベストです。
彩りも綺麗になりますので、お勧め。
モロヘイヤの保存食筋トレ
モロヘイヤはオクラと一緒に取ると、夏バテ防止です。
胃腸の働きを助けてくれます。
離乳食の保存
モロヘイヤを離乳食に与えるなら、おかゆに入れたり、おやきなど混ぜて焼くだけのレシピであれば、OKです。
モロヘイヤの保存方法と保存期間、保存食をご紹介しました。
モロヘイヤは、栄養価が高い野菜で中でもβカロテンが豊富です。
葉酸も多く含まれているので、妊婦さんには積極的に摂取したい野菜ですね。
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