トマトは彩りや付け合わせによく使われる野菜ですが、他の食材との食べ合わせは意識していないかもしれませんね。
トマトにも食べ合わせの良い、悪いがあります。
トマトの栄養をさらに効率的に吸収できる食べ合わせや、逆に食べ合わせると効果を台無しにしてしまうことも。
今回は、トマトと一緒に調理する機会の多いきゅうりや、代表的なフルーツのりんご、バナナなど、食材別に食べ合わせの良い・悪いを解説します。
トマトの栄養を摂取するのに、特におすすめの組み合わせも解説します。
食卓によく登場するトマトだからこそ、食べ合わせについて知っておきましょう。
Contents
トマトと食べ合わせが悪いのは?
トマトと一緒に食べることが多い食材にも、本当は食べ合わせが悪いものもあります。
悪いとされる食べ合わせを続けると、きちんと栄養が摂れなかったり、身体に影響を及ぼしたりしてしまいます。
ただ、食べるときに少し工夫するだけでカバーできる場合もありますよ。
きゅうり |
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かぼちゃ |
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さつまいも |
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明太子 |
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天ぷら |
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メロン |
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コーヒー |
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トマトと食べ合わせが良いのは?
トマトはそのまま食べても美味しいですが、他の食材と組み合わせることでより美味しくなったり、栄養面でメリットがあったりします。
組み合わせるだけで、それぞれの持つ栄養素以上の効果を発揮してくれることもあるのです。
食材 | 効果 |
ブロッコリー |
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たまねぎ |
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キャベツ |
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ほうれん草 |
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ピーマン |
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シソ |
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牛肉 |
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鶏肉 |
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さんま |
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牡蠣 |
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うなぎ |
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納豆 |
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牛乳 |
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豆腐 |
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梅干し |
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ヨーグルト |
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キムチ、唐辛子 |
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卵、オレンジ、みかん |
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りんご |
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バナナ |
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スイカ |
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グレープフルーツ |
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柿 |
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キウイ |
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パイナップル |
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※「効果」については、トマトと食べ合わせた場合の効果を記している。
トマトの栄養が取れる食べ合わせベスト3!
トマトと食べ合わせの良い・悪い食材をご紹介しました。
トマトの栄養面に注目して、特におススメの食べ合わせを3つ見ていきましょう。
第3位:トマト+アボカド
トマトとアボカドは合わせるだけで、オシャレなメニューになり、女性に人気の組み合わせですね。
実は、トマトとアボカドは見た目だけではなく、栄養面でも相性抜群なのです。
トマトはアボカドと一緒に食べると、アボカドの脂質によりリコピンの吸収が良くなります。
アボカドは「森のバター」とも呼ばれ、脂肪も豊富ですが、食物繊維やビタミンEも含まれ、ノンコレステロールなのも嬉しいところです。
サラダやグラタン、パスタなどレシピも豊富なので、色々試してみましょう。
第2位:トマト+さば
さばは美容や健康に役立ちますが、トマトと一緒に食べるとさばの抗酸化力が大幅にアップします。
トマトのリコピンは、さばの脂と食べると効率的に吸収できます。
さばに含まれるEPAやDHAといったオメガ3必須脂肪酸により、リコピンの吸収率は4倍にもなるのです。
ただし、EPAやDHAは酸化しやすく、小麦粉や片栗粉でコーティングしてから加熱しましょう。
さば缶を汁ごと使ってトマトと煮込むのもおススメ。
第1位:トマト+オリーブオイル
トマトの持つ抗酸化力は抗酸化物質を複数で摂取した方が効果は高められます。
脂溶性のリコピンは、オリーブオイルと一緒に摂ると、生のトマトだけで食べる場合より4倍も効率的に吸収されます。
トマトとオリーブオイルの組み合わせはイタリア料理の定番ですが、炒めたりサラダにかけたりと気軽に使えます。
トマトの食べ合わせで特におススメなので、是非試してみてください。
トマトと相性が良い食材に共通しているものは、「脂質」です。
トマトとの食べ合わせを考えるときは、脂質との組み合わせを頭に入れておきましょう。
トマトの食べ合わせまとめ
トマトは年中を通して、和洋中あらゆる料理で楽しむことができる食材です。
トマトと食べ合わせの良い食材や悪い食材を解説してきました。
特に、トマトと合わせることの多いきゅうりが悪いとされ、納豆、魚、ブロッコリーなどが良く、普段何気なく食べているものにも意味があることが分かります。
ただ、食べ合わせの悪い場合もポイントを押さえておけば、栄養素を無駄にすることはありません。
調理するときに食べ合わせを少し意識してみると、トマトの栄養素をより効率的に摂取できますね。
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