ハタケシメジの保存方法|冷凍・冷蔵・期間と保存食レシピ!干すと旨み倍増

ハタケシメジは出回る量が少なく、あまり知られていないキノコです。

苦味がなく、栄養豊富でとても美味しいキノコなので、手に入ったら上手に保存したいですね。

そこで今回は、ハタケシメジの保存方法と保存期間、保存食のレシピをご紹介します。

冷蔵もできますが、おすすめは冷凍や干す方法です。

ハタケシメジは一般的なブナシメジに比べて保存期間が短めですが、冷凍や干すことによって長く保存することができます。

栄養たっぷりのハタケシメジの保存食レシピもぜひお試しください。

Contents

ハタケシメジの保存の仕方

ハタケシメジは買ってきたらすぐ包装袋から出し、キッチンペーパーまたは新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫で保存します。

冷凍する場合、石づきを取ってほぐし、保存用の袋に入れて空気を抜き、密封して冷凍します。

ハタケシメジの保存温度

4℃以下が適温です。

ハタケシメジの保存方法まとめ

  • 常温・・・保存には向かない
  • 冷蔵・・・キッチンペーパーか新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵室に入れる
  • 冷凍・・・ほぐしたり割いたりして保存袋に入れ、密封して冷凍する
  • 干し・・・ほぐしたり割いたりしてざるに広げ天日で干し、乾燥剤と共に密封する

ハタケシメジの保存期間と賞味期限まとめ

  • 常温・・・1日未満
  • 冷蔵・・・3~4日
  • 冷凍・・・3週間
  • 干し・・・1~2ヵ月

ハタケシメジを常温保存する方法

ハタケシメジは常温では保存がききません。

すぐに使わない場合は冷蔵庫で保存しましょう。

ハタケシメジを冷蔵保存する方法

石づきを取らずにキッチンペーパーか新聞紙で包み、ポリ袋に入れて冷蔵室に入れます。

ハタケシメジの冷蔵保存法

  • Step1
    包む
    乾いたキッチンペーパーまたは新聞紙で包む
  • Step2
    ポリ袋に入れる
    ポリ袋に入れ、空気を抜いて口を結ぶ
  • Step3
    保存
    冷蔵室に入れる

もし水滴がついていたら、きちんと拭き取ってから包みましょう。

ハタケシメジの冷蔵保存の際の保存期間

3~4日です。

キッチンペーパーが湿ってきたら取り替えましょう。

ハタケシメジの冷蔵保存の際の栄養素は?

ハタケシメジにはβ-グルカンという不溶性食物繊維が多く含まれます。

β-グルカンは免疫力を上げる、ガンを抑制するなどの効果があり、ハタケシメジを健康食品に加工したものもあります。

保存によって減ることはありません。

ハタケシメジを冷凍保存する方法

ハタケシメジの石づきを取り、ほぐして冷凍します。

太いものは手で割いて冷凍すると使いやすいですよ。

ハタケシメジの冷凍保存法

  • Step1
    下処理
    石づきを取ってほぐす、太いものは手で割く
  • Step2
    保存袋に入れる
    保存用の袋に入れ、中の空気をしっかり抜いて密封する
  • Step3
    保存
    冷凍庫に入れる

野菜マルシェのなのか

  • 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
  • アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
  • 冷凍室を強に設定するとなおよし

ハタケシメジの冷凍保存の際の保存期間

3週間が目安です。

ハタケシメジの冷凍保存の際の栄養素は?

ハタケシメジにはβ-グルカンのほか、代謝に関わりエネルギーを作るために必要なナイアシンやパントテン酸などの栄養素が多く含まれます。

ハタケシメジを冷凍すると組織が壊れ、栄養素が溶け出ることで吸収されやすくなります。

冷凍すれば鮮度とともに栄養素も保つことができ、しかも効率よく栄養を摂ることができます。

ハタケシメジを冷凍したあとの解凍方法

冷凍したハタケシメジは、冷凍のまま調理しましょう。

すぐに火が通るので、手間もかかりません。

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ハタケシメジを干す保存方法

きのこを干すと保存がきくのはもちろん、栄養も旨味も増えるのでおすすめです。

ざるやかご、なければ新聞紙に広げて干します。

天然もののハタケシメジを干す時は、砂や泥などを落とし、水洗いはせずに干します。

ハタケシメジの干す保存法

  • Step1
    ほぐす
    石づきを取ってほぐす、太いものは手で割く
  • Step2
    干す
    ざる、かごなどに広げて天日干しする
  • Step3
    保存
    密封できる袋やタッパーに乾燥剤と共に入れる

長く保存したいときは、途中でひっくり返して、ムラなく乾くようにします。

夏の天気のいい日なら2~3日ほど、冬なら3~5日ほど干しましょう。

水分が残っていると、カビの原因になります。

仕上げにフライパンで乾煎りすると、さらに水分がとんで保存期間を長くできますよ。

ハタケシメジの干す保存の際の保存期間

カラカラになるまで干したものは、常温で1~2ヵ月ほど保存することができます。

しかし湿度の高い場所など、保存環境が良くないとカビが発生しますので、できるだけ湿気のない涼しい場所に置くようにしてください。

ハタケシメジを干した後の戻し方

軽く洗い、水に10~20分ほどつけて戻します。

戻し汁も美味しい出汁なので、一緒に使いましょう。

ハタケシメジを干す保存の際の栄養素は?

日光に当てて乾燥させると、もともと含まれるエルゴステロールという成分がビタミンDに変化します。

ビタミンDは、カルシウムの吸収を良くし、骨折や骨粗鬆症を予防する働きがあります。

その他カルシウム、カリウム、ビタミンB群など、干すことで栄養素は格段にアップします。

干すと熱に弱いビタミンCは失われるといいますが、そもそもキノコにはビタミンCはほとんど含まれていませんので、気にする必要はありません。

ハタケシメジのカット(切った)後の日持ちする保存方法は?

ハタケシメジの石づきをカットしたら、冷凍保存をおすすめします。

冷蔵庫で保存する場合はラップで包むか、タッパーに入れましょう。

ハタケシメジの保存方法 使いかけ

使う分だけ外し、残りは石づきを取らずにキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れて冷蔵庫に入れます。

ハタケシメジをカットしたときの保存期間

石づきを取らずに冷蔵保存したものは3~4日、石づきをカットして冷蔵保存したものは1~2日のうちに使いましょう。

ハタケシメジの長持ちさせる保存方法

冷凍するか、干して乾燥させて保存します。

ハタケシメジの夏と冬の保存の違い

ハタケシメジの保存には、夏はもちろん、冬も冷蔵庫で保存してください。

ハタケシメジの外の保存

ハタケシメジは外で保存することはできません。

ハタケシメジの新聞紙がないとき

キッチンペーパーを使います。

ハタケシメジの保存容器や保存袋

冷凍するときは密封できる袋を使います。

冷蔵保存は、包装袋のままだと内部に水気が発生して傷みやすくなるので、キッチンペーパーに包んでポリ袋に入れ直しましょう。

冷蔵するときはポリ袋で良いのですが、できるだけ空気を抜いて口を結びましょう。

ハタケシメジの洗い方(下処理)

基本的に栽培されたハタケシメジは洗う必要がありません。

気になるときは濡らしたキッチンペーパーで優しく拭き取ります。

しかし天然のハタケシメジは、下処理する必要があります。

天然のハタケシメジの洗い方をご紹介します。

  • 土や泥、枯葉など目に見えるゴミを落とす
  • ボールに水を張り、塩を多めに入れる
  • ゴミを落としたハタケシメジを塩水につけ、4時間~一晩置く
  • 流水に流し、小さなゴミを取り除く

この後すぐ調理しない場合は、水をしっかり拭き取り、キッチンペーパーなどに包んで冷蔵します。

もちろん保存袋で密封し、冷凍することもできます。

塩水につけるのは、ひだの中に入り込んだ虫を取り除くためです。

下処理をせずに保存すると、虫食いが進んでしまいますので、必ずするようにしてください。

また、ひだの間に砂やゴミが入っていることも多いので、流水でしっかり洗い流しましょう。

ハタケシメジの保存場所

湿度と温度の低い場所に保存します。

冷蔵庫に保存するときは、湿度に注意しましょう。

ハタケシメジの見分け方と選び方

ハタケシメジは一般的なブナシメジより日持ちがしません。

保存したい時は新鮮なものを選びましょう。

腐っている場合の見分け方

  • ふにゃっとして柔らかい
  • かさや柄にシワがある
  • ヌメリがある

新鮮な選び方

  • かさが小さめで張りがある
  • 柄が太く弾力がある
  • バラけずまとまっている

ハタケシメジの旬

栽培されたハタケシメジは通年出回ります。

天然ものは秋から晩秋の時期、10月~11月が旬です。

ハタケシメジについて

「香り松茸 味シメジ」といいますが、この「シメジ」は一般的なブナシメジではなく「本シメジ」というシメジです。

ハタケシメジはこの「本シメジ」の近縁種で、苦味がなく歯ごたえの良い、どんな料理にも合う万能キノコです。

ハタケシメジはその名の通り、畑や路地、家の庭先などに生えるキノコです。

売られているハタケシメジは菌床栽培されたもので、京都の「丹波しめじ」、宮城の「みやぎLD2号」などがあります。

菌糸の成長が遅く、まだ生産量は多くありません。

ハタケシメジの健康効果は高く、免疫力向上、血圧降下作用、コレステロール降下作用、そして抗糖尿病作用など、まさにサプリメントのようなキノコです。

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ハタケシメジの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方

ハタケシメジの保存食の種類

  • 煮物
  • 漬け物
  • 焼き物

ハタケシメジの保存食レシピの簡単作り方と保存期間

椎茸、しめじの旨煮
冷蔵庫で2~3日保存できます。
レシピではブナシメジですが、ハタケシメジでも同じように作ることができます。

ハタケシメジの常備食人気レシピの作り方と保存期間

ハタケシメジの焼きキノコ
冷蔵庫で2~3日保存できます。

ハタケシメジの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間

ハタケシメジ入りししゃもの南蛮漬け
冷蔵庫で3~4日保存できます。

ハタケシメジの保存食冷凍レシピ

丹波しめじの炊き込みご飯
冷凍で2~3週間保存できます。

ハタケシメジの長期保存できる日持ちレシピ

京野菜マリネ
冷蔵庫で1週間保存できます。

ハタケシメジのお弁当のおかず

ハタケシメジの唐揚げ
当日中に食べることをおすすめします。

ハタケシメジの保存食筋トレ

チキンとキノコのオニオンマリネ
冷蔵庫で2~3日保存できます。

まとめ

庭先や道端に生えるキノコにこんなに栄養があったとは驚きですね。

採ってみたいけれどちょっと不安、という方も栽培ものなら安心です。

栽培はまだ難しく、量産はされていないので、見つけたらぜひ買って味わってください。

2 Comments

櫻本あや子

桃畑の木の下にキノコがはえていました。多分、畑シメジと思われますが似ているもので毒キノコの可能性はありませんか?

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なのか

実際に見ていないことやきのこの専門家ではないので、わかりません。
大変申し訳ございません。

返信する

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