最近は健康やダイエットを心がける人が増え、コンビニなどで手軽にカットキャベツを購入できるようになりました。
意外に量が多いですが、保存方法も簡単でそのまま冷蔵するだけです。
冷凍や干し野菜にする方法や気になる栄養や保存食レシピもご紹介します。
市販のカットキャベツには保存期間(消費期限)も記載されているので、きちんと管理していれば腐らせる心配もありません。
保存方法を正しく理解して、便利なカットキャベツを生活に取り入れてみてください。
Contents
カットキャベツの保存の仕方
カットキャベツのように加工されているカット野菜は、丸ごとの野菜より傷みやすいです。
冷蔵保存か、冷凍用の袋に入れて冷凍保存しましょう。
カットキャベツは、干し野菜にすることもできます。
カットキャベツの保存温度
カットキャベツの保存温度は1~10℃が最適です。
カットキャベツの保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・購入時の袋のまま冷蔵庫で保存
- 冷凍・・・保存袋に入れ冷凍庫で保存
- 干し・・・ネットに並べ干し、袋に入れて保存
カットキャベツの保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・2~3日
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・3~7日
カットキャベツを常温保存する方法
カットキャベツは常温では保存できません。
冬場の寒い時期でも、すぐ乾燥し萎びてしまいます。
冷蔵か冷凍で保存しましょう。
カットキャベツを冷蔵保存する方法
カットキャベツなどのカット野菜は、袋に入れられて販売されていることがほとんどです。
加工日や消費期限が記載されていて、消費期限は「未開封の場合」を指しています。
買ってきたら、食べるまで開封せず冷蔵庫で保存しましょう。
カットキャベツの冷蔵保存法
- Step1保存する開封せずそのまま冷蔵庫で保存する
カットキャベツの冷蔵保存の際の保存期間
未開封の場合で、2~3日保存できます。
袋に記載されている消費期限に従ってください。
開封後は出来るだけ早めに食べきるようにしましょう。
カットキャベツの冷蔵保存の際の栄養素は?
キャベツにはビタミンC、ビタミンK、食物繊維が多く含まれており、これらは抗酸化作用や疲労回復、便秘改善などの効果が期待できる栄養素です。
ビタミンKが不足すると、出血した際に血が止まりにくくなってしまいます。
また、ビタミンU(キャベジン)というビタミンに似た栄養素も含まれています。
ビタミンUには胃の粘膜の調子を整え、胃潰瘍などの予防につなげることができます。
では市販されているカットキャベツの栄養素ですが、加工される際に洗浄するためビタミンC、ビタミンUなどの水溶性の栄養素は多少減少してしまいます。
ビタミンKなどの脂溶性ビタミンや食物繊維は減少することはありません。
また、カットキャベツを冷蔵したことによる栄養素の変化はありません。
カットキャベツを冷凍保存する方法
市販のカットキャベツでも冷凍することができます。
冷凍用の保存袋に入れ替えて冷凍しましょう。
カットキャベツの冷凍保存法
カットキャベツは、洗わずに使えるものがあります。
しかしカットキャベツは傷みやすいため、洗ってから調理した方が安心です。
千切りタイプでも一口大のカットタイプでも同じように冷凍保存することができます。
- Step1取り出す買ってきた時の袋から取り出す
- Step2洗うカットキャベツをさっと洗い水気をよく切る
- Step3袋に入れる冷凍用の保存袋に入れる
- Step4保存する冷凍庫に保存する
野菜マルシェのなのか
- 冷凍するときにはなるべく薄く平らにする
- アルミのトレイにのせると早く冷えやすい
- 冷凍室を強に設定するとなおよし
カットキャベツの冷凍保存の際の保存期間
冷凍庫で1か月ほど保存できます。
カットキャベツの冷凍保存の際の栄養素は?
水分の多いカットキャベツは、冷凍し解凍する際にビタミンCやビタミンUが大きく減少してしまいます。
ビタミンCとビタミンUは水溶性の栄養素で、解凍するとカットキャベツの水分と一緒に栄養も流れ出てしまうためです。
なるべく栄養素を減少させないためには、急速冷凍するようにしましょう。
カットキャベツを冷凍したあとの解凍方法
サラダなどにする場合はお湯でさっと茹でるか、電子レンジで少し加熱します。
スープや炒め物などにする場合は解凍せずにそのまま使えます。
解凍後はかなり水っぽくなってしまい、そのままサラダにしてみるとべちゃべちゃになってしまいました。
よく水気を絞り使用しましょう。
また、水分と一緒にビタミンCやビタミンUなどの栄養素も流れ出てしまうため、食感や栄養素が気になる場合は溶けだした栄養素も一緒に摂取できるスープにするのがおススメです。
カットキャベツを干す保存方法
カットキャベツは、干すこともできます。
風で飛んでしまうので、干し野菜用のネットを使いましょう。
カットキャベツの干す保存法
- Step1洗うカットキャベツをさっと洗い水気をよく切る
- Step2干すネットに並べて干す
- Step3保存する乾燥したら保存袋や瓶にいれて冷蔵庫で保存する
カットキャベツの干す保存の際の保存期間
セミドライで2~3日、フルドライで1週間ほど保存できます。
カットキャベツを干した後の戻し方
セミドライにしたカットキャベツや、スープなどに使用する場合はそのまま使うことができます。
フルドライにしたカットキャベツを炒め物に使う際は水に浸けて戻しましょう。
水に浸けすぎるとビタミンCやビタミンUが減少します。
カットキャベツを干す保存の際の栄養素は?
カットキャベツを干した際はビタミンCや葉酸は減少してしまいますが、食物繊維や鉄分が増加し、便秘改善や貧血予防に繋がります。
また、アミノ酸が増え甘味も増します。
カットキャベツの日持ちする保存方法は?
カットキャベツの保存方法 使いかけや開封後
開封後のカットキャベツを食べきれなかったときは、保存用袋に入れ替えて密封して冷蔵庫で保存しましょう。
一度開封してしまうとすぐ傷んでしまいますので、1~2日で食べきるようにしてください。
カットキャベツの長持ちさせる保存方法
カットキャベツは通常のキャベツよりも傷みやすいです。
早めに食べきるようにしましょう。
カットキャベツの保存料について
カットキャベツなどのカット野菜は、保存料は使われていませんが鮮度を保つため工場で洗浄・殺菌などの加工がされていて、「次亜塩素酸ナトリウム」が使用されていることがあります。
(厚生労働省発表「大量調理施設衛生管理マニュアル」13ページ記載)
次亜塩素酸ナトリウムは水道水にも含まれていて、傷みやすいカット野菜の鮮度を保つために使用されています。
また、「ph調整剤」という変色を防ぐ食品添加物を使用している場合があります。
カットキャベツの夏と冬の保存の違い
カットキャベツは気温の低い冬場でも常温保存はせず、冷蔵庫か冷凍用の袋に入れて冷凍庫で保存しましょう。
冬場はカットキャベツを干すのに適しています。
カットキャベツの保存容器や保存袋
冷凍保存する際は冷凍用の保存袋を使用しましょう。
干したカットキャベツは密閉できる保存袋か清潔な瓶を使用して保存します。
カットキャベツの洗い方(下処理)
カットキャベツには、洗わずに使用できるものがありますが、傷みやすいため洗ってから使用した方が安全です。
数分冷たい水に浸けておくとシャキシャキ感が戻りますが、浸けすぎると栄養素が流れ出てしまうため注意が必要です。
- 流水でさっと洗う
- ザルにあげて水気をよく切る
カットキャベツの茹で方
好みの固さによって茹で時間を調節してください。
1分以上茹でると柔らかめになります。
- 沸騰したお湯で45秒ほど茹でる
- ザルにあげて水気を切る
カットキャベツの保存場所
冬場であっても常温保存はできません。
冷蔵庫か、冷凍用の袋に入れ冷凍庫で保存します。
カットキャベツ 未開封で賞味期限が切れてしまったときは?
カットキャベツの袋に記載してある賞味期限が切れてしまったときには、臭いや粘りで判断します。
未開封でも臭いや色が茶色くなっていたら、食べるのはやめておきましょう。
カットキャベツの見分け方と選び方
コンビニやスーパーで売っているカットキャベツの見分け方です。
腐っている場合の見分け方
腐り具合は以下に当てはまると危険です。
カットキャベツの賞味期限がきれてしまったときの判断材料に参考になります。
- 黒く変色し傷んでいる
- ぬめりけが出ている
新鮮な選び方
新鮮な選び方は、以下の通りです。
- 乾燥していない
- 変色していない
- 賞味期限が迫っていない
カットキャベツの旬
カットキャベツはコンビニやスーパーで一年中購入することができます。
カットキャベツについて
今やカットキャベツなどのカット野菜は、一人暮らしや忙しい家庭などの救世主となっています。
キャベツを1玉購入するよりも少し割高ですが、余らせて腐らせてしまうことがなくなり、料理をするにもかなり時短になります。
栄養が全くないということもありません。
工場で洗浄する際に水溶性のビタミンCやビタミンUは減少してしまいますが、脂溶性のビタミンKや食物繊維は減少しません。
また、保存料は使われていませんが、次亜塩素酸ナトリウムやph調整剤といった食品添加物を使用していることがあります。
カットキャベツの保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
よく売られている千切りタイプのカットキャベツを使ったレシピをご紹介します。
市販のものを使うことで時短になります。
カットキャベツの保存食の種類
- スープ
- サラダ
- 漬け物
カットキャベツの保存食レシピの簡単作り方と保存期間
カットキャベツと卵のコンソメスープ
冬は常温で1~2日、夏は冷蔵で2~3日保存できます。
カットキャベツの常備食人気レシピの作り方と保存期間
ジャガイモとキャベツのチーズ焼き
冷蔵で2~3日保存できます。
カットキャベツの漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
ポリ袋で1分 千切りキャベツの浅漬け
冷蔵で2~3日保存できます。
カットキャベツの保存食冷凍レシピ
カット野菜で♪キャベツとしらすのコチュマヨ和え
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間保存できます。
カットキャベツの長期保存できる日持ちレシピ
千切りキャベツのザワークラウト風
冷蔵で4~5日保存できます。
カットキャベツのお弁当のおかず
簡単コールスロー
冷蔵で2~3日保存できます
カットキャベツの筋肉に効く保存食
キャベツで包んだシュウマイ
冷蔵庫で2~3日保存できます。
カットキャベツの離乳食の保存
裏ごしキャベツ(離乳初期)
冷蔵で2~3日、冷凍で2週間保存できます。
まとめ
カットキャベツは保存も簡単で料理も時短でき、忙しい方には大変便利な食材です。
そのままドレッシングをかけるだけでもおいしく食べられますので、最近あまり野菜を摂れていないなと思ったらぜひ購入してみてください。
栄養面や安全面が気になる場合は、時間がある時は加工されていないキャベツを買うなど、両方をバランスよく購入していくと良いですね。
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