バナナの黒い部分食べれる？腐っている見分け方と熟したときのアレンジレシピ

小さい子から大人まで気軽に食べることのできるバナナはちょっと小腹が空いた時に便利です。

しかし、気づかないうちにバナナに黒い部分ができていることもあります。

このバナナの黒い部分は腐っているのか、食べれるのか迷いますよね。

そこで今回は、バナナの黒い部分は食べれるのかご紹介します。

バナナは常温、冷蔵、冷凍いろいろな状態で保存できます。

保存方法によって皮に黒い斑点があるだけで中身は黒くない場合や全体的に黒い場合などさまざまです。

バナナのどこの部分が黒いのか分けて、ご説明します。

また、カビが生えたら食べれないのか、腐っているバナナの見分け方についても書いています。

柔らかく熟してしまったバナナが苦手だという人には、完熟バナナを使ったアレンジレシピもご紹介します。

バナナのことを知って、無駄にせずおいしくて健康に良い状態でバナナをいただきましょう。

 バナナの黒い部分は食べれる？

バナナの皮が黒くなってしまったり、中身の黒くなった部分も食べられます。

黒い部分が何なのか気になりますので、詳しくご紹介します。

皮の黒いボチボチ（斑点）

皮の黒いボチボチ(斑点)はシュガースポットと呼ばれています。

シュガースポットは名前の通り、バナナが甘く熟している証拠です。

シュガースポットがある場合は、中身のバナナは黒くなっていないことが多く一番おいしくいただける時期でもあります。

バナナにとっての最適温度は15～20℃でこの温度帯でシュガースポットができやすくなります。

冬はリビング、夏は常温でシュガースポットが出てきたら冷蔵庫の野菜室に移して保存しましょう。

このように保存することで少しでも長くおいしい状態を維持することができます。

中身の黒い部分

皮をむくと中身に黒い部分があることもあります。

バナナに傷がついてしまったり、押しつぶされてしまった時に黒くなってしまいます。

この黒くなった部分はバナナに含まれるポリフェノールが酸化したものです。

多少、柔らかくなっていますが、食べても身体に害はありません。

しかし、見た目が悪いのでうちの子供達はこの黒い部分を食べるのを嫌がります。

無理に食べたくない時は切り取ってあげてもいいですね。

バナナの黒い斑点に栄養ある？

黒い斑点のできたバナナには、免疫力アップと胃粘膜を保護する効果があります。

バナナの黒い斑点はシュガースポットと呼ばれています。

シュガースポットは、バナナの中に含まれるポリフェノールが酸化して茶色く褐変したものです。

このシュガースポットのあるバナナには、免疫力アップの効果があります。

シュガースポットのあるバナナを食べると免疫力を高める効果があるＩＬ－12という成分が増えると言われています。

ＩＬ－12は、免疫関連の細胞を刺激することで免疫の増強に役立ちます。

また、シュガースポットのあるバナナは、胃の粘膜を保護する効果もあります。

シュガースポットのできたバナナには、普通の果物ではあまり含まれないリン脂質が含まれています。

リン脂質は胃粘膜を保護し、胃潰瘍を抑制する効果が期待できます。

バナナはシュガースポットができた頃が一番味も栄養面もおいしいということですね。

バナナの栄養 Dole公式HP

バナナが腐るとどうなる？

バナナは腐ると異臭やドロドロとした汁が出たり、カビが生えたりします。

まず、バナナが腐ると異臭がします。

完熟した状態では甘いにおいがしますが、腐っていると生ゴミのような臭いになります。

また、皮も柔らかく中身もドロドロになり汁が出ていたら腐っています。

その他、皮の部分にまでカビが生えていたら、食べずに捨てましょう。

しかし、房の軸の部分にだけカビが生えることもありますよね。

私も何度かカビを見たことがあります。

軸の部分だけであれば切り取って食べれば大丈夫です。

私は今まで食べてきましたが、特に問題ありませんでしたよ。

バナナが熟した後のアレンジレシピ

熟したバナナの見た目は黒くておいしくなさそうだけど、味はとっても甘いですよね。

せっかくのバナナを無駄にしないように完全に熟した黒くなったバナナのアレンジの方法をご紹介します。

・バナナホットケーキ

我が家の完熟バナナの消費Ｎｏ．1はホットケーキの生地に混ぜ込むです。

(材料)
ホットケーキミックス　1袋(150ｇ)
卵(Ｍサイズ)　1個
牛乳　100ｍｌ
完熟バナナ　1本

(作り方)
完熟バナナを潰して、ホットケーキミックス、卵を入れて混ぜます。
次に牛乳は生地の固さを見ながら調整して入れますが、私はほぼいつも規定量入れても問題なく焼けています。

・バナナスムージー

食べきれずに残ったバナナを冷凍しておいて暑い季節には、スムージーに入れて飲んでいます。

材料は好きな野菜、果物と牛乳です。

我が家は子供たちも飲むので、バナナと牛乳を組み合わせのベースにして野菜を入れることが多いです。

普段はバナナの黒い部分を嫌がる子供たちですが、スムージーに入っているのは気づきません。

冷凍したバナナだと氷を入れなくても冷たいスムージーが出来上がりますよ。

バナナの黒い部分まとめ

バナナの黒い斑点はシュガースポットと呼ばれ、バナナが一番おいしい状態であることを示しています。

また、中身の一部が黒い場合もポリフェノールが酸化したもので食べることはできます。

バナナは15～20℃で保存するとシュガースポットができやすくなります。

シュガースポットのあるバナナには、免疫力アップと胃粘膜を保護する効果があります。

一方、腐ってしまったバナナは異臭やドロドロとした汁が出たり、カビが生えたりします。

完熟したバナナは、すぐに黒っぽくなってしまいます。

とても甘い状態ですが、見た目が悪くそのままでは食べにくいですよね。

そんな時は、ホットケーキやスムージーにしてアレンジして食べてしまいましょう。