壬生菜(みぶな)は、京野菜の一つで、伝統野菜です。でも、生産数が少ないため、京都を中心とした関西圏でしか販売されていませんでした。
でも最近は、生産者が増え、店頭に並ぶ機会も増えてきました。
壬生菜(みぶな)は、実は、水菜の仲間です。水菜とは葉の形が違いますが、ほとんど同じように料理に使うことができます。
壬生菜(みぶな)は、葉の形以外にも、味が違います。水菜にはない、ピリッとした辛みが特徴です。料理のアクセントになります。
しかも、水菜よりも低カロリーです。他のビタミンやミネラルなどの栄養素は、水菜とほぼ変わらないので、ダイエット向きの野菜です。
壬生菜(みぶな)はスーパーで見かけたり、いただきものでもらったけど、料理の仕方や、保存方法など、わからないことがあります。
貴重な壬生菜(みぶな)を、せっかくなら長く、美味しくいただきたいですよね。
今回は、壬生菜(みぶな)の冷蔵、冷凍保存の方法、保存期間とともに、簡単に作れる保存食レシピを紹介します。
Contents
壬生菜(みぶな)の保存の仕方
壬生菜(みぶな)は、水菜の仲間です。葉が傷みやすく、長持ちしにくい野菜です。
保存のコツは、乾燥を防ぐことです。また、料理によって、保存の仕方を変えると、より長持ちしやすくなります。
壬生菜(みぶな)の保存温度
壬生菜(みぶな)の最適な保存温度は10~15度です。
壬生菜(みぶな)の保存方法まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・カットしない保存する方法と、カットする方法の2種類がある
- 冷凍・・・生と茹でる方法
- 干し・・・天日干しとオーブン、どちらも冷蔵保存と冷凍保存ができる
壬生菜(みぶな)の保存期間と賞味期限まとめ
- 常温・・・なし
- 冷蔵・・・カットしない保存は4~5日程度、カットする方法は10日程度
- 冷凍・・・1か月
- 干し・・・冷蔵保存なら1週間、冷凍保存なら1ヶ月程度
壬生菜(みぶな)の常温保存する方法
壬生菜(みぶな)を常温保存する方法はありません。
壬生菜(みぶな)の冷蔵保存する方法
壬生菜(みぶな)を冷蔵保存する方法を紹介します。
サラダや炒めものなどシャキシャキ感がほしい場合には、冷蔵保存がお勧めです。
保存方法は2種類あるので、それぞれご紹介します。
壬生菜(みぶな)の冷蔵保存法
- Step1包む新聞紙で壬生菜を包む
- Step2ビニール袋に入れる新聞紙で包んだ壬生菜をビニール袋に入れて乾燥から防ぐ
- Step3保存野菜室で保存
- Step4タイトル4中身4
- Step5タイトル5中身5
壬生菜(みぶな)は乾燥しやすいですので、保存中も乾いてないか、よく見てくださいね。
保存している間にしなびてきたら、水を張ったバットなどに壬生菜(みぶな)全体を入れてください。
15分程度で、ハリが戻ってきます。
また、新聞紙と壬生菜(みぶな)の間に、湿らせたキッチンペーパーを巻くと、さらに保湿できます。
壬生菜(みぶな)の冷蔵保存の際の保存期間
壬生菜(みぶな)冷蔵保存した際の保存期間は、4~5日間程度です。
壬生菜(みぶな)の冷蔵保存の際の栄養素は?
壬生菜(みぶな)の冷蔵保存の際の栄養素は、変わりありません。
壬生菜(みぶな)の冷凍保存する方法
壬生菜(みぶな)の冷凍保存する方法を紹介します。
鍋や煮物、お浸しに使うには、冷凍保存か干す方法がお勧めです。
壬生菜(みぶな)の冷凍保存法 生
- Step1タイトル1中身1
- Step2タイトル2中身2
- Step3タイトル3中身3
- Step4タイトル4中身4
- Step5タイトル5中身5
①生のままの場合
step1 壬生菜(みぶな)を洗う
壬生菜(みぶな)を水洗いし、水気を切る。
step2 カットする
壬生菜(みぶな)を食べやすい大きさにカットする。
step3 保存容器に入れる
カットした壬生菜(みぶな)を、保存容器や、冷凍用保存袋に入れる。
step4 冷凍保存する
壬生菜(みぶな)を、アルミトレーにのせ、冷凍庫で保存する。
生のままで冷凍保存すると、手間がかかりません。料理にもすぐ使えて便利ですよ。
アルミトレーにのせて、瞬間冷凍すると、鮮度が保たれます。
壬生菜(みぶな)の冷凍保存法 茹でる場合
- Step1カットする壬生菜をカットし、食べやすい大きさにカットする
- Step2茹でる少量の塩を入れたお湯で、壬生菜(みぶな)を、固ゆでする。1~2分程度で、サッと茹でる
- Step3水気を切る茹でた壬生菜(みぶな)の水気を、キッチンペーパーでふき取る
- Step4保存容器や保存袋に入れてアルミトレイにのせて冷凍室で保存
- Step5タイトル5中身5
壬生菜(みぶな)は、茹でることによって、色味と、口当たりが良くなります。
より美味しくいただくのなら、茹でる方法がおすすめです。
壬生菜(みぶな)の冷凍保存の際の保存期間
:壬生菜(みぶな)の冷凍保存の際の保存期間は、茹でる、生のままともに、1ヵ月程度です。
壬生菜(みぶな)を冷凍したあとの解凍方法
鍋や煮物には、解凍せずに使えます。
でも、炒め物やお浸しに使うときは、自然解凍してください。水っぽくならず、美味しくいただけます。
壬生菜(みぶな)の冷凍保存の際の栄養素は?
壬生菜(みぶな)の冷凍保存の際の栄養素は、変わりありません。
茹でる方法は、茹で時間が長くなると、水溶性のビタミンが溶けだしてしまいます。茹で時間は1~2分以内にしましょう。
壬生菜(みぶな)は、冷凍保存すると、特徴のあるシャキシャキとした食感がなくなります。鍋や煮物などに使いましょう。
壬生菜(みぶな)の乾燥(干し)保存する方法
壬生菜(みぶな)の乾燥(干し)保存する方法を紹介します。
2種類あるので、それぞれ紹介します。
壬生菜(みぶな)の乾燥(干し)保存法
天日干しの場合
- Step1洗う壬生菜(みぶな)を水洗いし、水気をキッチンペーパーでふき取る
- Step2カットする水洗いした壬生菜(みぶな)を、食べやすい大きさにカットする
- Step3干す網やザルにのせて、干す
- Step4保存保存袋か容器に入れて冷蔵室や冷凍室で保存
壬生菜(みぶな)は、水分が抜けにくく、常温では傷みやすいので、天候に注意してください。
壬生菜(みぶな)を、天日干しするコツは、湿度の低い晴天の日に、風通しの良い場所に干すことです。季節は、秋か冬がおすすめです。
干す時間は2~3日程度、10~15時まで外で干します。10~15時以外の時間は冷蔵室で保存すると、傷みにくいですよ。
干すときは、壬生菜(みぶな)同士が重ならないように、気をつけてくださいね。
100均で購入できる干し網なら、ベランダの物干しに吊るせるので、便利です。
オーブンの場合
- Step1洗う壬生菜(みぶな)を水洗いし、水気をキッチンペーパーでふき取る
- Step2カットする水洗いした壬生菜(みぶな)を、食べやすい大きさにカットする
- Step3乾燥させるカットした壬生菜(みぶな)を、耐熱皿にのせ、150度で10~15分程度、乾燥させる
- Step4保存保存袋か容器に入れて冷蔵室や冷凍室で保存
壬生菜(みぶな)は、常温では傷みやすいことや、湿度の変化に弱いので、天日干しの難易度は高いです。
オーブンを使って乾燥させると、失敗しにくいので、おすすめです。
壬生菜(みぶな)の乾燥(干し)保存の際の保存期間
壬生菜(みぶな)の乾燥保存の際の保存期間を、それぞれ紹介します。
天日干しの場合
完全に乾燥させた場合・・・冷蔵保存は1週間、冷凍保存は1ヵ月程度
半乾燥の場合・・・冷蔵保存1~2日程度、冷凍保存は2週間程度
オーブンの場合
完全に乾燥させた場合・・・冷蔵保存は1週間、冷凍保存は1ヵ月程度
半乾燥の場合・・・冷蔵保存2~3日程度、冷凍保存は3週間程度
壬生菜(みぶな)を干した後の戻し方
壬生菜(みぶな)を干した後の戻し方は、水につけて戻してください。
戻し汁は、栄養素が溶けだしてくるので、料理に使うといいですよ。
壬生菜(みぶな)の乾燥(干し)保存の際の栄養素は?
壬生菜(みぶな)の乾燥保存の際の栄養素は、それぞれ紹介します。
天日干しにすると、ビタミンDが増えます。
オーブンで乾燥させると、栄養素は、ほとんど変わりありません。
壬生菜(みぶな)を干すと、独特のシャキシャキ感はなくなりますが、味が濃くなります。
鍋や煮物以外にも、お浸しにも使いやすいですよ。
壬生菜(みぶな)のカット(切った)後の日持ちする保存方法は?
壬生菜(みぶな)のカット後の日持ちする保存方法は、使いたい料理によっておすすめする方法が異なります。
壬生菜(みぶな)の保存方法 使いかけ
- Step1カットする壬生菜を洗って食べやすい大きさにカットする
- Step2水にさらす水を張ったボウルに1~2分さらし、水気をふき取る
- Step3容器に入れる保存容器に、キッチンペーパーを敷き、壬生菜(みぶな)を入れる、壬生菜(みぶな)の上から、さらにキッチンペーパーをかぶせて、密閉する。
- Step4保存冷蔵庫の冷蔵室に保存
壬生菜(みぶな)は、カットすると、切り口からすぐに傷んできます。
少し手間がかかりますが、残さず、全部切ってしまいましょう。
カットして保存する場合のコツは、2つです。
野菜マルシェのなのか
- 冷蔵室に入れること
- キッチンペーパーが湿ってきたら交換すること
そのまま料理に使えるので、便利ですよ。
壬生菜(みぶな)をカットしたときの保存期間
壬生菜(みぶな)をカットしたときの保存期間は、10日間程度です。
でも、きちんとした方法で保存しないと、1~2日で傷んでしまいます。
壬生菜(みぶな)の長持ちさせる保存方法
壬生菜(みぶな)の長持ちさせには、冷凍保存が一番です。
でも、特徴であるシャキシャキ感がなくなるので、サラダなどに使いたい場合は、冷蔵保存をおすすめします。
壬生菜(みぶな)の夏と冬の保存の違い
壬生菜(みぶな)は、傷みやすい野菜で、温度変化にも弱いです。
夏場は、特に傷みやすいので、保存期間より早めに食べきるのがおすすめです。
壬生菜(みぶな)の丸ごと保存
保存中も、新聞紙が乾いていないかチェックしてくださいね。葉が乾燥していても、15分程度、水につけると、ハリが戻ってきます。
壬生菜(みぶな)の外の保存
壬生菜(みぶな)は、葉が傷みやすく、長持ちしにくい野菜です。常温では1~2日で変色します。
外での保存はおすすめしません。
壬生菜(みぶな)の新聞紙がない
冷蔵保存の際に使う新聞紙がなくても、代用できます。キッチンペーパーを湿らせて、壬生菜(みぶな)に巻けば、十分に保湿できます。
ポリ袋に入れることも忘れないでくださいね。
コツは、キッチンペーパーを軽く絞ることです。水分が多すぎると、カビの原因になります。
生菜(みぶな)の保存容器や保存袋
壬生菜(みぶな)を冷蔵保存するときは、保存容器に入れて保存します。
冷凍保存や干す方法では、保存容器でも、保存袋でもどちらを使用してもOKです。
でも、干す方法の場合は、くだけてしまうことがあるので、余裕のある保存容器に入れてくださいね。
壬生菜(みぶな)の洗い方(下処理)
- 根元を流水で洗う
- 葉の部分も軽く流水で洗う(水を張ったボウルで、ジャブジャブ洗うと、楽です)
壬生菜(みぶな)の茹で方
- 壬生菜(みぶな)を水洗いする。
- 壬生菜(みぶな)を食べやすい大きさにカットする。
- 少量の塩を入れたお湯で、壬生菜(みぶな)を、固ゆでする。1~2分程度で、サッと茹でる。
- 茹でた壬生菜(みぶな)の水気をきる
壬生菜(みぶな)の見分け方と選び方
新鮮な壬生菜(みぶな)は、シャキシャキ感と、ピリッとした辛みがきいて、おすすめです。
日持ちも良くなるので、新鮮な壬生菜(みぶな)を選べるようになりましょう。
腐っている場合の見分け方
壬生菜(みぶな)が腐っている場合の特徴をご紹介します。
- 葉にハリがなく、乾燥している
- 茎や葉が黄色く変色している
- 根元が水っぽい
- 異臭がする
新鮮な選び方
- 根元から葉先まで、ピンとまっすぐ伸びている
- ハリがあって、みずみずしい
- 葉の色が、濃くて、鮮やか
- 葉は大きすぎず、葉脈がはっきり出ている
壬生菜(みぶな)の旬
壬生菜(みぶな)の旬は、1~2月です。ちょうどお鍋が美味しい季節です。
でも、今はハウス栽培が盛んなので、通年食べられますよ。
壬生菜(みぶな)の保存食と常備菜人気簡単レシピの作り方
壬生菜(みぶな)の保存食と常備菜のレシピを紹介します。
壬生菜(みぶな)の保存食の種類
・お漬物
・お浸し
・煮物
・炒め物
壬生菜(みぶな)の保存食レシピの簡単作り方と保存期間
壬生菜(みぶな)は、お浸しが定番です。水菜とは違う、ピリッとした辛みが、特別感があります。
壬生菜(みぶな)は、さまざまな料理に使いやすい野菜です。
保存食ではないですが、干した壬生菜(みぶな)は、ふりかけにもできます。おかゆに混ぜるといいアクセントになりますよ。
壬生菜(みぶな)の常備食人気レシピの作り方と保存期間
壬生菜(みぶな)の常備食のレシピの作り方と保存期間を紹介します。
保存期間は、冷蔵保存で2~3日、冷凍保存で1ヶ月程度です。
壬生菜(みぶな)の漬物・酢漬けの作り方の保存食レシピと保存期間
生の壬生菜(みぶな)のシャキシャキ感を残したお漬物を作ることができます。
保存期間は、冷蔵保存で1週間程度です。
壬生菜(みぶな)の保存食冷凍レシピと保存期間
保存期間は、冷蔵保存で2~3日、冷凍保存で1ヶ月程度です。
壬生菜(みぶな)の長期保存できる日持ちレシピと保存期間
壬生菜(みぶな)の煮物や、炒め物はしっかりと味つけすれば、冷凍保存で1ヵ月程度保存できます。
壬生菜(みぶな)をお弁当のおかずと保存期間
壬生菜(みぶな)は、ピリッとした辛みが特徴ですが、苦手なお子様もいると思います。
お肉で巻くと、辛さがやわらぐので、食べやすくなりますよ。
冷凍で1ヶ月程度保存できるので、ストックできますね。。
保存期間は、冷蔵保存で2~3日、冷凍保存で1ヶ月程度です。
壬生菜(みぶな)の保存食と保存期間
壬生菜(みぶな)の保存食を紹介しました。
しっかり味付けをして、冷凍すれば、1ヶ月程度は保存できます。
壬生菜(みぶな)の離乳食保存と保存期間
壬生菜(みぶな)の離乳食保存と保存期間を紹介します。
壬生菜(みぶな)は、独特の風味と、辛さがあるので、生後8か月以降に与えることができます。
離乳食に取り入れる際は、柔らかく茹でてください。
茹でた壬生菜(みぶな)を、細かく切って、おかゆに混ぜるのが一般的です。
干した壬生菜(みぶな)の葉を、細かくくだいてから、水で戻すと、少し時短になりますね。
壬生菜(みぶな)の保存方法と、保存食について紹介しました
壬生菜(みぶな)は、長期保存しにくい野菜ですが、上手く活用すれば、さまざまな料理に使える、優秀な京野菜です。
スーパーで見かけた際は、ぜひ手に取って試しください。
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